11/11/28 20:19:26.52 mE7aaWBz0 BE:5040986898-PLT(12061) ポイント特典
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9月に公開された映画「モテキ」(東宝配給)が、興行収入20億円を超えてのロングランヒットになって、関係者を驚かせている。理由は観客に20代~30代前半にかけての男性が目立つため。
普段は映画を見ることの少なく、むしろインターネットなどで映像を楽しんでいそうな人たちが多いからだ。
「モテキ」はサブカルチャー好きで自意識過剰のパッとしない31歳の草食系男子の幸世が、ある日突然、女性たちにもてはじめて―」。というコメディである。
20代の女性からは「特に努力もしない幸世がモテるなんて許せない!」と憤りの声もあるが、それも制作者側の想定のうちだ(c)映画「モテキ」制作委員会
もともとは『イブニング』(講談社)に連載されていた久保ミツロウという女性漫画家の作品を、2010年夏にテレビ東京が深夜ドラマとして放送した。当時の視聴率はけっして高いとはいえず、知名度も低かったのだが、
なぜ映画「モテキ」が予想外のヒットになったのか。その理由を監督とプロデューサーの視点から解説しよう。
■サブカル好みをくすぐる監督の熱意
まず大根仁(42)監督の熱意があった。2009年にドラマ化が暗礁に乗り上げたところを、自ら脚本作りを進め、躊躇する俳優を口説き、予算調整を進めた。ドラマの実現がなければこの映画のヒットはなかった。
映画化に当たってもいくつもの工夫がなされている。
1つ目はドラマと同じ主人公・役者(森山未來)を起用しながら、ドラマの1年後を久保ミツロウにオリジナルストーリーとして描いてもらった。派遣社員だった主人公は、
一念発起してニュースサイトに就職しサブカルチャーの取材に嬉々として取り組んでいる設定だ。ドラマのファンに次がどうなるのだろうと期待を広げた。
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