11/11/28 01:46:48.31 Bn9YpvF6O
>>270
■本当の危機の到来は30年後
高齢化で生活保護が増える原因は、非正規・無職で年金が少ないまたは無年金だったから。
ドラッカー曰く《すでに起こった未来》に対応するために、
国は、各年齢ごと・各基礎自治体(市町村)ごとの、年金未加入者数や小額になる人数を把握し公開すべき。
現在の非正規・無職が高齢者に流れ込む危機到来は、非正規・無職でも必ず加入している国保から解る。
◆国民健康保険加入者の職業の変化[厚生労働省]
●1962年(1961年に皆保険達成):『▽農業・漁業・自営業者…64.2%』 ▽非正規労働者…13.2% ▽無職…8.9% ▽その他・不明…13.7%
●1965年:『▽農業・漁業…38.9% ▽自営業者…23.5%』 ▽非正規労働者…18.0% ▽無職…6.1% ▽その他・不明
●2009年:▽農業・漁業・自営業者…15.8% 『▽非正規労働者…32.4% ▽無職…36.7%』 ▽その他・不明…15.1%
◆就職氷河期の無職・非正規のうち、約77万人が65歳から生活保護受給者になると推定すると…
死ぬまで生活保護を受給すると、生活扶助と住宅扶助を含めて、累計で約20兆円必要。彼らが65歳以上になるのは30年後。
■「2010年、今の現役世代は、高齢者は若者に負担を押し付けるな」と言うが…
『あまり指摘されていないが、実は、そう高齢者を批判する、40歳以下の現役世代が高齢者になった時の方が、若者に負担を押し付ける度合いが大きい』。
2050年前後に、団塊Jr.がどっと前期高齢者、そして75歳以上の後期高齢者になる。
▽2040年…団塊ジュニア65~69歳 ▽2050年…団塊ジュニア75~79歳
そうすると、今は「現役3人で高齢者1人」を支えているが、それが2050年からは「現役1人で高齢者1人」を支える状況になる。
この40年後の40~65歳の人口の数字は「確定数字」。今から少子化対策を打っても、それで変わるのはこの後の数字であり、40年後の40歳以上の人口はもう変化しない。
◆2050年、60歳以上の人口
▽《少子高齢化が“世界最速のスピード”で進む》日本…3800万人