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【大阪都】たこ焼きは国民食になったって事でいいの?【5個入100円】
たまには道くさ:駅前ひと模様/5 /兵庫
◆阪急清荒神駅「喫茶エーデル」--宝塚市清荒神1-11-1
◇お茶と句会楽しむ
阪急清荒神駅の北改札口を出ると「清荒神市場」の文字が見える。
アーケードには居酒屋、精肉店、たこ焼き店などが並ぶ。午後5時半ごろ、「喫茶エーデル」で、お年寄りら10人がテーブルを囲んでいた。「清荒神参道俳句会」のメンバーたちだ。
「老いてなほ忘れぬ鏡秋の雲」と選者が朗読。仲間たちが「これはほんまにええ句や」「秋の雲が効いてるわあ」と相づちを打つ。
お茶を飲みながら、せんべいやおかきをパリパリ。難読語にはふりがなを書き込み、細かい文字は虫眼鏡の助けも借りながら句会は進む。
俳句会を始めて9年になる。駅から清荒神清澄寺までの参道1・2キロの約100店からなる「清荒神参道商店会」がまちおこしのために始めた。
当時の会長だった阿部賢治さん(77)は「寺もあって、山もある。ええ句が生まれるんとちがいますか」。
30代~90代の26人が毎月7句ずつを出す。メンバーが集まった全作品から良い10句をお互いに選び、毎月第3金曜の句会で読み上げる。
詠むだけでなく、選ぶことで腕を磨く。時には「頭の中で作った句やな」「去年も似た句があった」と辛口の批評も。「どうしても似た句になるわなあ」と温かくフォローする阿部さん。
元気で顔を合わせて、笑うことにも意義がある。句会が脇道にそれることもしばしば。趣味や旅行の話から、カッパや妖怪の話まで飛び出した。
午後7時ごろ、句会は終了。日はとっぷり暮れていた。居酒屋で一杯やりながら、旬の魚や野菜で一句。
そんな左党や参拝者のために、参道に投句箱も置いてある。年間700~800句から市長賞も選んでいる。
俳句会の問い合わせは阿部さん(0797・81・0038)。【高瀬浩平】
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