11/11/24 14:40:28.10 zyglJpCS0 BE:235754922-PLT(12003) ポイント特典
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行くだけでポイント
東京都目黒区の会社員Ｕ子さん（２５）は、帰宅途中に寄った家電量販店「ビックカメラ渋谷東口店」で、
高機能携帯電話（スマートフォン＝スマホ）の専用アプリを立ち上げ、メッセージを確認した。これで新たに３０ポイント
（３０円相当）。「３０００ポイント集めて、商品券をもらって服を買いたいな」
Ｕ子さんが利用しているのは、スマホの一種「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」で使う来店ポイントサービス「スマポ」。
ビックカメラ、セレクトショップのユナイテッドアローズ、旅行会社エイチ・アイ・エスの一部店舗、百貨店の大丸東京店が、
この秋に導入した。各店共通のポイントで、店に行くだけで１回１０～３０円相当のポイントがもらえる。
一定数ためると商品券などと交換できる。
「新しい客に来てもらいたい」「既存客の来店頻度を上げたい」と考える店が、費用を持ち出して行うサービスだ。
だが、チラシなどの広告と比べると、客の来店を確認してからポイントを発行するため、効率的な集客方法ともいえる。
ビックカメラ営業企画部の米沢宇隆さんは「あらゆる世代に様々な方法でＰＲしていますが、
スマポはビジネスマンや若者に効果があると期待しています」と話す。
ポイントを発行する時間帯や場所を細かく指定すれば、より効果的な集客ができる。
例えば、同有楽町店では「家電だけでなく、医薬品も扱っていると知ってほしい」と薬局フロアにもポイントの発行場所を設けた。
スマポを運用するスポットライト（東京）によると、発行場所は即時に設定変更でき、「客が少なくなってきたから、
先着順のポイントを出して呼び込もう」といった仕掛けもできるという。
一方、小田急百貨店新宿店では、新規客を獲得しようと、航空会社のマイルなど、他社のサービスを特典として活用している。
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