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原巨人が大型補強に向けて動く。
去就に注目を集めていた横浜・村田修一内野手（３０）が２３日、あらためてフリーエージェント（ＦＡ）権の行使を明言した。
右打者の補強が最重要課題の巨人が村田の正式なＦＡ宣言後、交渉解禁となる１２月２日以降に迅速に獲得に乗り出す構えだ。
また、巨人は来季のコーチングスタッフと新入団選手を発表した。
去就が注目を集めていた“ハマの大砲”が最終的に決断を下した。
この日、横浜のファン感謝デーに参加した村田は「ＦＡ宣言するのはファン感謝デーの後だと決めていた」と説明。
「横浜の村田よりもプロ野球選手の村田として野球人生を歩みたいと思い手を挙げる」と吹っ切れたような表情で明言した。
「残るか出るか気持ちは五分五分」との胸中も告白したが２５日に横浜の球団事務所にＦＡ申請書類を提出することも決めた。
村田が正式にＦＡ宣言すれば、巨人は交渉解禁となる１２月２日以降に迅速に獲得に乗り出す構えだ。
主砲のラミレスは今季限りでの退団が決定的。いずれも今季途中にトレードで獲得した大村は国内移籍を目指してＦＡ権を行使、
高橋信は自由契約となり右打者の補強が急務だ。
今季は貧打にあえいだだけに来季のＶ奪回に向けて、打線のテコ入れは不可欠。その中で今季、２０本塁打、通算でも２５１本と長打力は魅力。
しかも正三塁手不在に苦しんだ巨人にとって、村田は守備の面でも補強ポイントにも最も合致する選手といえる。
既に今季、国内ＦＡ権を取得したソフトバンク・杉内の調査を行うことが明らかになっているが、先発陣の強化に向けても大型補強に乗り出す構え。
来季の日本一奪回に向けて原巨人が本格的に動きだす。
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