11/11/23 18:39:44.76 0boh0nTb0 BE:1607270483-PLT(12000) ポイント特典
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11月22日(ブルームバーグ):欧州の債務危機対応でドイツに一段の行動を求める声が各国や投資家から挙がる中、
同国は市場の沈静化に向けた追加策を拒んでいる。スペインの資金調達コストが急上昇し、
ギリシャが緊縮措置を約束する文書の提出を強く求められるなど、危機感が増している。
この日の市場ではフランスとスペイン、イタリア国債の利回りが上昇。合意されて既に1カ月近くなる
包括的解決策の進展の遅さや、欧州中央銀行(ECB)の役割をめぐる対立が投資家の不安をあおっている。
この日の入札でスペインの3カ月物証券の落札利回りはギリシャとポルトガルを上回った。
メルケル独首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の幹部で金融問題広報を担当する
ミヒャエル・マイスター議員は22日、ベルリンからの電話インタビューで「新たなバズーカ砲の持ち合わせはない」として、
「現在の政策に代わる策はない」と言明した。現政策は高債務国に歳出削減を求めるとともに、
ECBが最後の貸し手となることを避けるものだと語った。
2年以上前にギリシャで始まった債務危機がフランスにまで波及する恐れがある中、ドイツは対応強化に慎重な姿勢を崩していない。
メルケル独首相は22日、ベルリンでドイツ経営者連盟(BDA)のメンバーらに、
ユーロ圏の債務危機を一挙に解決することは不可能だと述べた。
「純粋に金融的な手段では解決不能」
同首相は「われわれはユーロ圏への政治的信頼を徐々に浪費してしまった。純粋に金融的な手段で危機を解決できず、
首尾一貫した政治の対応だけが信頼を創出できると私が確信しているのはそのためだ」と語った。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)