押井守「現在のアニメのほとんどはオタクの消費財。コピーのコピーのコピーで表現の体をなしていない」at NEWS
押井守「現在のアニメのほとんどはオタクの消費財。コピーのコピーのコピーで表現の体をなしていない」 - 暇つぶし2ch1:名無しさん@涙目です。(埼玉県)
11/11/21 23:13:47.62 lXl2iNsc0 BE:114557524-PLT(12000) ポイント特典
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「若者は夢を持つな」と監督が言った

腑(ふ)に落ちる、という言葉がありますが、先日東京芸大で行われた押井守監督の講演を聴き、ストンと腑に落ちる発言がありましたのでご紹介しましょう。
押井監督の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995年)で言及される「ゴースト」とは何か?
「スカイ・クロラ」(2008年)というお話はどうして救いがないのか? それが分かった(と思った)のですが、ご興味あります?
(略)

押井監督は、日本人が科学技術の表面的な受容と円滑な運用のみにかまけ、その技術の核たる思想、技術をゼロから立ち上げる思想を持たなかったことが今回の原発事故を生んだと指摘。
様々な当事者の認識を改めるために今回の事態をヒロシマ・ナガサキに続く「第3の原爆」と呼ぶべきだと訴えました。

「技術の思想」の欠如は、ロボットに「かっこよさ」のみを求めるアニメ製作者の思考にもあてはまる、と自作「機動警察パトレイバー」をもとに批判を展開し、
そして訴えかける核を持たない日本アニメは、その表層を細緻(さいち)に描き込み磨きあげることで「極東の島国の珍なる文化」として世界に地位を獲得したと分析。

工芸品的に細部を作り込みたがるその日本人的な意識が、細緻(さいち)な映像表現に好適なロボット・アンドロイド・サイボーグなどへと向けられた結果、
肉体や自意識をめぐるテーマへと結びつき、つまりはアニメという表現形式が発展過程でテーマをはらんでしまったのだと説き明かしました。

そして現実の劣化コピーに過ぎない実写と違い、「現実に根拠を持たない」アニメは珠玉の工芸品となり得、
アニメはその根本から細部までコントロール可能であるがゆえにその力を使ってアニメ監督は、
全世界・全歴史に向けて自分の言いたいことを完全な形で言えてしまうという誇大妄想の極限を味わうことができる。

これは悪のにおい、危険なにおいがする。ゆえに若い人をひきつける。しかし僕の見る限り現在のアニメのほとんどはオタクの消費財と化し、
コピーのコピーのコピーで「表現」の体をなしていない。あと、ユニコーンガンダムのツノはアイデアとして面白いけど、だからどうなの?
URLリンク(www.asahi.com)


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