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■「円高売春」する韓国人女性が増加、90日間の短期ビザ免除も後押し
韓国の警察当局は今月10日、海外売春の集中取り締まりを8月22日から40日間行い、225人を検挙したと
発表した。これを受けて、韓国メディア「韓国経済」は14日付の記事で、日本で売春行為をする韓国人女性
について特集。日本で韓国人女性の売春が増えている背景には、円高やビザ免除などの影響があると
指摘した。
記事によると、警察当局は検挙した225人のうち、売春ブローカーA(25)など6人と売春婦16人を捜査する
過程で日本での売春実態が明らかになった。Aは売春したい韓国人女性を日本に紹介する役割をしており、
2010年8月からAを通じて来日した女性は数百人、売春した日本人は1万人にのぼるという。
売春婦たちは、離婚歴のある女性をはじめ、ソウルの有名市立大学に在籍する大学院生も含まれていた。
日本を売春先として選ぶのは、近年円高の傾向が続いていることや、韓国人は日本に90日間ビザなしで
滞在できることが理由だという。
特に、鴬谷駅周辺は韓国人売春婦が多く集まる地域だという。ブローカーは4、5階建てのビルを借り、
すべて韓国から来た売春婦たちをそこで共同生活させる。日本ではまず始めにプロフィールを作成し、
場合によっては日本人男性に性関係の要領テストを受ける。
店での価格は80分で2万円、12時間で15万円程度で、利益の取り分は売春婦と店で6対4。大金を稼げそう
だが、女性たちは来日するにあたりかかった費用(航空運賃、宿泊費、整形手術費、携帯電話使用料、
写真撮影など)により600~1000万ウォン(40~66万円)程度の借金を抱えている。韓国で「月収3000万ウォン
(約200万円)」などの広告を見て来日するが、実際に稼げるようになるまでにはかなりの時間がかかるの
だという。
円高の影響で日本で増える韓国人売春婦。韓国の警察当局は、海外で行われる売春に対する取り締まりは、
現段階では限界があるとしている。
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