現代数学の系譜11 ガロア理論を読む7at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む7 - 暇つぶし2ch437:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/07 06:00:11.65
>>436
ラグランジュは、方程式の解法の探求で、ラグランジュの分解式を考案し、根の置換から方程式の解法を導けることを、3次と4次の方程式の解法の原理として示した
ラグランジュ以前は、式の変形を工夫することで、3次と4次の方程式を解いた
ラグランジュは、根の置換が本質だと示した
ラグランジュは、5次の方程式も解法があると思い込んでいた。そこが分かれ道

高瀬氏の見解では
ガウスはさらに先に進んで、「いっそう根源的に、そもそも方程式が代数的に解けるというのはどのようなことなのかという根本原理が明示されている」という

アーベルとガロアは、ラグランジュおよびガウスを読んでいたと思われる

438:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/07 06:12:23.84
>>437
ガウスは、5次の方程式の解法は無いと思っていた
URLリンク(ja.wikipedia.org)
アーベル-ルフィニの定理
ガウスは不可能性の直接証明こそ行わなかったが、それが不可能問題であることに確信を持っていた。
学位論文でそのことに触れた他、『整数論』(1801年) の中でも「不可能なのはほぼ確実」と断定している。
代数的に可解な系列として円分方程式論を展開しているが、これはアーベルやガロアの理論のプロトタイプといえるものであり、両者に影響を与えた。
なおガウスは後年アーベル、ガロアの論文を受け取っているが、全く関心を示さなかったという。
ガウスにとって既に重要な問題とは見えなかったらしい。

439:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/09 07:20:20.13
既出かも知れないが、ご参考まで
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
再帰の反復
<[本][数学]高瀬正仁『ガウスの数... | [数学]ガロア理論についてのメモ>
2011-07-21
5次以上の方程式が代数的に解けないことについて

まずは「5次以上」ではなく「2次以上」の話から始める。
以下略

440:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/09 11:01:41.10
これも既出で、過去なんどか紹介したが
下記、定理3-3が本質

URLリンク(homepage2.nifty.com)
方程式論の歴史(平成14年)

P13
3. ラグランジュの方程式論

定理3-3 有理式f(x1, x2, …, xn)を変えない置換で,有理式g(x1, x2, …, xn)を変え
ないならば,
g =(a0 + a1f + a2f2 +… + ai-1fi-1)/(b0 + b1f + b2f2 +… + bi-1fi-1)
ただし,分母子共に次数はi-1以下で,係数はx1, x2, …, xnの対称式である.

証明


441:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/09 11:14:49.78
>>440
定理3-3の示すところは、根x1, x2, …, xnの有理式が二つfとgがあって、根x1, x2, …, xnの置換でどう変わるかが本質で、
有理式fを変えない置換で,有理式gを変えない(変わらない)ならば,gはfの有理式
つまりは、根x1, x2, …, xnの有理式は、どんなごたごたした式の変形をしても、本質は根x1, x2, …, xnの置換で尽くされる(=具体的な式の変形ではなく根の置換で取る値を考えるべき(=根の置換(群)が本質だ))

(余談だが定理3-3の証明で使う式G(x)の構成が巧みだ。最初見たときに意味が分からなかった。が、みれば見るほど美しい式だ。)

ラグランジュの方程式論は、”根の置換(群)が本質だ”ということを示した
ラグランジュがそれをどこまで深く理解したかは別として
ルフィニ、ガウス、アーベル、ガロアは、”根の置換(群)が本質だ”ということをより深く理解したのだった・・・、それぞれのレベルで・・・

442:仙石62
13/03/09 12:33:06.64
うるせぇ!

443:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/09 15:27:33.42
仙石62か
減らず口元気そうだな
スレリンク(math板)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む(初代スレ)
671 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/03/17(土) 20:01:59.56
仙石60って、これ? ゴミだな

URLリンク(logsoku.com)
60才からの数学への理解
1 : 仙石60: 2011/01/13(木) 15:44:31  いまや 毎日が日曜日。
職業に関係する知識とノウハウは誰にも負けん。
しかし数学は大學理科(非数学)れべるに止まっている。
ジャルゴンだけなら、数学用語もしっているが本質はしらん。
そこで数学勉強を始めようとおもう。
情報処理能力は若い奴に葉ソフトハードともにまけん。
よろしくご教示指導願いたい。
 遊民的暇つぶしなどと言わないでよろしくお願いする。
(引用おわり)

672 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/03/17(土) 20:04:27.10
で、仙石60って、コテと匿名(132人目の素数さん)とageとsageとを使い分ける多重人格かよ? 全く信用できないオッサンだな

444:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/10 21:31:35.81
これ、なかなか面白い

URLリンク(www.nagano-c.ed.jp)
平成18年度課題研究 長野県木曽青峰高等学校
3 代数方程式の解を求めて 研究者 小桂 重徳 小松 洵 鈴木 弘道 林 洋樹 指導教諭 今井 隆 先生
URLリンク(www.nagano-c.ed.jp)

445:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/10 22:19:55.65
>>444
引用
”[1] では、5次方程式についてはルフィニによって「置換群」とよばれるものから段々と方程式そのものから離れた抽象的な数学に進んでいく。時間と知識が追いつかない我々にとって、手に負えない代物になってきた。
そんなとき、クロネッカーが1850年代に1つの証明を与えていることを知った。[2] その方法は、代数方程式を解くという我々の気持ちを延長した解決法であり、ようやく我々の目標の達成に至ることになる。
ただし、クロネッカー(Leopold Kronecker 1823/12/7~1891/12/29)の証明は方程式論全体の流れの中では孤立しているため余り知られていないようである。
定理 クロネッカーの定理
pを2と異なる素数とする。このとき有理数を係数とする p 次の既約方程式が代数的に解けるとすれば、実数解の個数は1個かp個のいずれかである。”

”[1] ガロア理論 /矢ヶ部巌(現代数学社)
[2] 方程式 /志賀浩二(岩波書店)”
(引用おわり)

”定理 クロネッカーの定理
pを2と異なる素数とする。このとき有理数を係数とする p 次の既約方程式が代数的に解けるとすれば、実数解の個数は1個かp個のいずれかである。”
この定理自身は、ガロア理論入門エミール・アルティン 著にも記されている。第三章の定理46の系として扱われている。アルティン 本以外でも見たような気がする。ただ、クロネッカーの定理とはされていない
URLリンク(www.chikumashobo.co.jp)
ガロア理論入門
エミール・アルティン 著 , 寺田 文行 翻訳

446:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/10 22:28:11.94
>>445
>ただし、クロネッカー(Leopold Kronecker 1823/12/7~1891/12/29)の証明は方程式論全体の流れの中では孤立しているため余り知られていないようである。

こんなところが参考になるだろう(下記)
URLリンク(reuler.blog108.fc2.com)
(ガウス33)クロネッカーの代数方程式論(1) 2008/04/28 22:37

 アーベルの代数方程式論は「不可能の証明」と「代数的可解性を左右する要因の解明」という、ふたつの基本契機に支えられて成立しました。
前者の究明はアーベルを「代数的可解方程式の根がもつ特殊な形状」の考察へと誘い、後者の問いからはアーベル方程式の概念が誕生しました。
ドイツの数学者レオポルト・クロネッカーはこのような二通りの様相の交錯点に立脚して「アーベル方程式の根の形状の確定」に向かい、虚数乗法論という新世界の扉を開きました。
しばらく1853年の論文「代数的に解ける方程式について」の記述を追いたいと思います。
 クロネッカーは1856年に同じ標題の論文をもうひとつ書いています。今から紹介する1853年の論文を「第一論文」、1856年の論文の方は「第二論文」と呼んで区別しています。

《次数が素数である[既約]方程式の可解性に関する従来の研究-特にアーベルとガロアの研究。それらはこの領域において引き続き行なわれたすべての研究の土台をなすものである
-は本質的に、結果として、ある与えられた方程式が[代数的に]解けるか否かを判定しうる二通りの基準を明らかにした。
それにもかかわらず、これらの判定基準は可解方程式それ自体の本性に関しては、実際にはごくわずかな光さえも与えなかった。》

 アーベルとガロアは代数的可解性に対する二通りの判定基準を明らかにしたとクロネッカーは言っていますが、ガロアが見つけた判定基準については前回、紹介した通りです。
アーベルの方はというと、代数的に解ける方程式の根の形状を三通りの仕方で明示しただけで、代数的可解条件それ自体を記述したわけではありません。
ですが、これは少し後に紹介するつもりですが、クロネッカーはアーベルの表示式の考察の中から、代数的可解性のひとつの判定基準を取り出しました。
以下略

447:あのこうちやんは始皇帝だった
13/03/11 11:27:54.12
>>443
偽者はあいてにすんなよ

448:仙谷62
13/03/11 11:32:29.83
うるせぇ!

449:仙石XX
13/03/11 22:38:45.41

謝罪と補償をもとめる。

450:仙谷62
13/03/11 22:39:29.84
何やとコラ
ワシは元エリート社員やぞ

451:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/12 06:33:20.97
>>447-450
ケンカすな
みんな仲良く荒らしてね

452:仙谷62
13/03/12 09:24:11.18

謝罪と補償をもとめる。

453:132人目の素数さん
13/03/12 09:31:11.76
         ,r"´⌒`゙`ヽ
       / ,   -‐- !、
      / {,}f  -‐- ,,,__、)
    /   /  .r'~"''‐--、)
  ,r''"´⌒ヽ{   ヽ (・)ハ(・)}、
 /      \  (⊂`-'つ)i-、
          `}. (__,,ノヽ_ノ,ノ  \
           l   `-" ,ノ    ヽ
           } 、、___,j''      l

454:仙谷62
13/03/12 17:10:57.53
うるせぇ!

455:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/12 21:23:31.85
>>452
OK!
おれが悪かった
補償をするので、仙谷62の実名と住所をここに晒してくれ
現金書留で補償金を送るから

456:132人目の素数さん
13/03/12 23:51:53.94
大阪都立動物園メスパンダ宿舎 仙石62 

457:仙石62
13/03/13 00:12:04.78
,x彡        ミ{、{v、⌒ヽ、       __________
  xイ            ㍉イヽ、 ヽ.     |
 〃             川  ヽ.ヾヾ.    .|
               リ    ヽ.v|}    .|
             彡イ__   rェ'v'      |
           彡彡〃二二、_>'卞》,   |
          ,xイ ,.x≦《tッ= 〕f‐〔テ.} 》  |
        _,,x≦三ニ≡《__》"  ヽrく    \
    __xチ'<,        ̄ ̄ f⌒ ,,.. }:. ,   // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   l´⌒>’`ゝ:;;ゝ          f ゝ-'´`く:.:. i   /'
   {  仆i             , :. ,xェュ,: | 謝罪と補償をまっているぞ
 .  ∧  ゝム              ',:. r''ニ二え |
 ∨  ゝ、_ >,          `  :::   、.|
  \  {    :                、.::.:.:.:.|
    }川     :        :.:. .  ー'',r'
     l「 ̄ ̄≧x、,_        :::::::::::/

458:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/13 05:53:15.45
本名:仙石 仙人太郎
住所:〒 00-0000 日本国仙人県仙人山頂1-1

分かった! すぐ仙万円送るよ! まっててね

459:132人目の素数さん
13/03/14 01:31:31.14
ガロアを読むのはいいが、おまえはどういう発展に寄与したのかね?
それとも新たなガロア理論を展開したのかね

460:132人目の素数さん
13/03/14 23:11:14.81
こいつは何でもWiki依存の知ったか野郎だよ

461:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/14 23:36:30.06
>>459
来るところを間違えてないか?
”おまえはどういう発展に寄与したのかね?”、 ”それとも新たなガロア理論を展開したのかね”?

ここはどこ? 大数学者のつどう学会か? 研究所か? 高等サロンか?
いやいや、ただの2ちゃんねるのおれの立てたスレだよ

来るところを、お間違えじゃないですか?

462:仙谷62
13/03/14 23:38:34.46
うるせぇ!

463:仙石20
13/03/14 23:46:47.86
ゴミの集まりだね

464:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/14 23:49:14.23
>>460
ああ、よく言われるよ
Wikiからの引用が多いからね

紙の本から引用しようとすれば、逐一文字を起こす必要がある
が、Wikiからの引用ならコピペで済む。それに、Wikiは簡潔にまとまっている

ネット検索で引っ掛かるPDFなどもよくコピペするが、数十ページを超える文書からだと2ちゃんねるの字数制限に引っ掛かる場合が多い
なので、第一がWikiからの引用、第二がネット検索で適当な文を見つけてコピペ、最後が書棚の本からタイプ起こしだ

書棚の本からタイプ起こしは、面倒だから最小限にしている
だからと言って、本を読んでいないわけじゃない。本を読んで知っていることを、Wikiやネット検索で落ちている部分から探してコピペする

それを見て勘違いするやつがおおい
何も知らないでWiki引用しているとか。そう思うのは勝手だがね・・。現実は知っているがタイプ起こしが面倒だから、検索で拾ったものをコピペする。そうでなければ、あの速さではレスできないよ

465:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/14 23:50:06.82
>>462-463
いいね
なにせ、ここは2ちゃんねる
気取っちゃいけないよ

466:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/14 23:52:51.15
>>459
マジレスすれば、以前も書いたけど、おいらは工学系で数学は使う人で、理論を作る人じゃないよ
以上

467:132人目の素数さん
13/03/15 00:03:24.08
いいね
なにせ、ここは2ちゃんねる
気取っちゃいけないよ

468:132人目の素数さん
13/03/15 02:07:13.98
工学系でも必要なら数学理論をつくるよ!

469:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:29:10.32
>>468

Yes!

古くは、オイラーがそうだった
多くの(弾性論や流体力学などの)偏微分方程式や変分法を創案した
その他下記
URLリンク(ja.wikipedia.org)
レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler, 1707年4月15日 - 1783年9月18日)は数学者・物理学者であり、天文学者(天体物理学者)である。
業績
解析学(無限小解析)においては膨大な業績があり、微分積分の創始以来もっともこの分野の技法的な完成に寄与した。
級数や連分数、母関数の方法、補間法や近似計算、特殊関数や微分方程式、多重積分や偏微分法などなど、
古典的な解析学のあらゆる部分に、基本的なものから応用にいたるまでの業績があり、自身の発見を教科書を通して広く一般に普及させた。
あまりにも膨大な量のため、彼の解析学における仕事、例えば公式ひとつひとつまでも完全に伝わっているということはなく、あらたな公式の発見などしばしばオイラーの再発見に過ぎないことも多い。
その名前は、指数関数と三角関数の間の関係を与えるオイラーの公式、オイラー=マクローリンの和公式、オイラーの微分方程式、オイラーの定数などに残っている。
フェルマー以降進展がなかった整数論において、ラグランジュの出現まではほとんど一人で研究し続け、二次形式や原始根、フェルマーの小定理の拡張など、部分的ではあるが広大な結果を残した。
数論的関数の一つであるオイラー関数(オイラーのφ関数)に現在も彼の名前が残っている。
またゼータ関数を初めて扱って(ゼータ関数の名称自体はリーマンによるもの)、後に解析的整数論の重要な主題となるいくつかの非常に重大な結果を得ている。
彼は ζ(2)=(π^2)/6 を求めることに初めて成功

彼はゼータ関数と素数の関係を表すオイラー積の公式を発見(1737年)、素数の逆数の和が発散するという新しい結果を得た。
更に彼は超人的な数学的直感を利用して、ゼータ関数の負の数における値に意味付けを与えた(後にこれは数学的に正当化されることとなる)。
数の分割の理論においては、母関数の方法の応用が著しく、五角数定理をはじめ様々な組み合わせ的、あるいは楕円関数論的な恒等式を得た。
つづく

470:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:31:48.15
つづき

幾何学においては、位相幾何学の嚆矢となったオイラーの多面体定理(ただしオイラーは証明を与えていない)や「ケーニヒスベルクの橋の問題」が特に有名である。
特性類の一つであるオイラー類は本質的にこのオイラーの多面体定理によって特徴付けられるものである。
「ケーニヒスベルクの橋の問題」は一種の一筆書きの問題だが、これに取り組んでオイラーは一筆書きの可能になる必要十分条件を求めた。
それに因んで今日では一筆書きのできるグラフはオイラーグラフと呼ばれる。これはグラフ理論の起源となった。
物理学では、ニュートン力学の幾何学的表現を解析学的に修正して、現代的なスタイルに変更することになった。
彼は1736年に初めて力をはっきり定義し、解析的形で運動方程式を与えた。
そしてそれ以後、この定式化に基づいて振動弦の問題を論じ、また地球の章動の研究において運動方程式による3体問題の定式化を行った。
そして1755年には流体力学の基礎方程式(オイラーの連続方程式と運動方程式)を導いて体系化し、
さらに1760年には剛体の力学を論じ、剛体に固定した運動座標系を導入してオイラーの運動方程式を得、これを発展させた。
剛体の方位を規定する3つの角は「オイラーの角」と呼ばれる。
だが、彼は1760年代までニュートンの重力理論を容認できず、デカルトの充満理論、エーテル理論に固執した。その他、変分法に関する業績も多い。

ライプニッツによって定義された関数を初めてy=f(x)の形で表したのもオイラーである。
オイラーは人類史上最も多くの論文を書いた数学者であったと言われ、彼の論文は5万ページを超える全集にまとめられているが、その全集は未だに完結していない。

471:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:47:09.99
>>469-470
ガウスが数学の王とすれば、オイラーはKing of Kings。数学の皇帝と呼ばれるのが相応しいと、工学系のおいらも思う
URLリンク(dic.nicovideo.jp)
カール・フリードリヒ・ガウスは18世紀末から19世紀にかけてのドイツの数学、天文学、物理学者。恐らくは人類史上最強の数学者であり、誰が呼んだか「数学王」の異名をとる。
対抗できるのは多分オイラーぐらいしかいない。
概要
言葉を覚えるより前に計算を始め、5,6歳で父親を凌駕。15歳にして素数定理を予想し、18歳の時には既に当代最強になっていた。
その後はヨーロッパ数学界のドンとして君臨し、ほぼ無敵のまま生涯を終える。

主要業績は……当時の数学のほぼ全分野。他の数学者全員が得た大半の事実は、ガウス一人が独自に、しかも数年から数十年早く発見している。まさしくチート中のチート数学者である。

もっとも、生前はそれらをほとんど公にせず、手紙で知人に伝えたり、日記に発見を書き残したものが多くを占める。
何か新発見を聞く度に「それなら私が昔やった(キリッ」としか言わなかった為、まじめなルジャンドルなどは「ガウスは天才を笠に着て全部自分の手柄みたいにいうヤツだ」と思ってたようである。

またあるときは、ゼーバーという数学者がある問題を証明しようと発表した248ページから成る論文(がんばったのだろうが途中までしか証明できず結局未完成のまま発表した)を書評で取り上げ
「頑張りは認めるけど、論文の内容は数語にまとめられる」「それらの重要な部分は30年前に私がやった(けど細かいことに興味無いから全部やらなかっただけなんだよね(キリッ )」
「この書評のなかで彼の説を完成させることに貢献する(俺が本気出せばこんなもんヨユー)」と知らない人が読めば、中二病患者か名人様かと思うようなことを書いた後、
たった1ページ半 40行ほどの計算をしただけできれいに証明を完成させてしてしまった。

ガウスの死語40年ほどして遺稿が整理されると……まあ出るわ出るわ。
生前からガウスは「何か隠してる」とウワサになっていたのだが、予想を遙かに凌駕する内容に数学者達は度肝を抜かれたのであった。

472:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:48:03.37
つづき

全盛期のガウス伝説
「整数論」の最初の方はフェルマー、オイラー、ルジャンドルらの数論史まとめ。ただしガウスに言わせると「ほとんどの定理は少年時代に自力で見つけた(キリッ 」
リアル中二時代のガウスは素数で一山当てようと頑張るも成果が上がらない。面倒になったので「素数の分布を確率的に統計処理して大体の傾向をつかめばいんじゃね?」と考えて素数定理を発見。計算は一日十五分。俺そんな暇じゃないし(キリッ
高校生ぐらいの歳に初めてオイラーを読んで、自分の発見をほとんど先取りされていたことに大ショック。しかしオイラーがやっていない定理もあったことに自信を持つ。
楕円関数では三十年後に後輩のアーベル、ヤコビに追い抜かれた。何故なら楕円関数を見つけた一月後にモジュラー関数まで進んで放ったらかしにしたから。モジュラー関数が世に出てくるのはアーベル達からさらに二十年後。
ある時、数値計算で約4.81048という極限値を得る。
これを見たガウス:「自然対数を取ると1.5708...=π/2?」と即座に予想。
非ユークリッド幾何学を提唱したヤノーシュ・ボヤイは、父がガウスの親友だった事からガウスに論文の批評を依頼。帰ってきた返事は「良くできてるけど褒めると自画自賛になっちゃうんだよね。
二十年以上前に同じ結果出てたから。周りがうるさいから発表しなかったけど(キリッ 」。ヤノーシュはヤケになって以後人生を投げてしまう。
コンピュータ時代に発展する高速フーリエ変換アルゴリズム(FFT)を何故か知ってた。

ちなみに、ガウスはごく普通の煉瓦職人の息子であり、両親の家系を追っても学術的才能を示した人物など全くいない。
天才数学者は数おれど、ここまで極端な突然変異はガウスぐらいのものである。

473:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:50:37.88
>>471-472
補足
ニコニコ大百科(NICO NICO Pedia)とあって、だれが書いていたか知らないが、面白いね

474:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 05:58:25.32
>>473
訂正

だれが書いていたか知らないが
 ↓
だれが書いたか知らないが

475:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/15 06:00:39.78
>>469-474
で、まあ天才はいるけれど
時代が進むと、天才が考えたことを皆で消化して、普通に使うようになる。それがおいらみたいな工学系

476:本物の仙石をしるもの
13/03/15 13:07:32.19
げんきになってよかったね。

477:有能な政治家を貶め、無能な政治家を持ち上げ国力を削ぐ在日カルト
13/03/15 13:37:27.12
★マインドコントロールの手法★

・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
 偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法

・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない
 誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法


↑マスコミや、在日カルトのネット工作員がやっていること

TVなどが、偏った思想や考え方に染まった人間をよく使ったり、左翼を装った人間にキチガイなフリをさせるのは、視聴者に、自分と違う考え方をする人間が世の中には大勢いるんだなと思わせる効果がある。
..

478:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 08:49:27.65
>>476


”本物の仙石をしるもの[はい] ”か
この板は、IDがでないのが不便だが、”本物の仙石”そのものではないように感じる

>げんきになってよかったね。

こういうとき、日本語の主語省略文は意味不明確になる
これがスレ主に対してなら、年末年始は忙しくてねカキコの時間がなかったんで、それが主原因なんだ

479:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 09:47:59.87
思い返せば、初代スレが下記2012/01/31(火)から始まった
それから、1年を過ぎ”その7”まで来た

スレリンク(math板)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
1 名前:名無しさん[] 投稿日:2012/01/31(火) 22:32:36.78 ID:LTM9xtnu [1/10]

480:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 09:53:51.91
過去スレ

現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
スレリンク(math板)

40 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/13(金) 22:42:31.66
URLリンク(www.sci.nagoya-u.ac.jp)
眠りから覚めた微分ガロア理論 梅村 浩 多元数理科学専攻教授 名古屋大学理学部・理学研究科 広報誌 No.10 p14_15

彼らはガロア理論を発見した。ガロア理論を次のように説明することができる。
(1)代数方程式は隠れた対称性をもっている。この対称性はガロア群*3で記述される。
(2)ガロア群を観察すれば、公式(1)を一般化する公式がつくれないことが証明できる。
 方程式の場合、目のつけどころであるカナメの部分がガロア群である。ヒヨコのお尻と違って、方程式の対称性であるガロア群は隠れているので、発見するのが難しいのである。
 ガロア理論は上に述べた歴史的難問の解決に役立っただけではない。19世紀以降の数論、代数幾何学の発展はガロア理論なくして考えられない。たとえば300年を越える眠りから覚めたフェルマの最終定理の証明もそうである。

192 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2012/04/21(土) 10:35:24.20
隠れた対称性なんて言葉は無意味。
素直にガロア群と言えばいい。
無意味な言葉に酔ってるんじゃないよ

231 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2012/04/21(土) 15:15:43.09
アランコンヌはガロアの業績の紹介の中で
ガロアを対称性の破壊者と呼んでいる。

Brisure de symetrie
Le premier pas de la demarche de Galois consiste a briser
de maniere maximale la symetrie entre les racines
d'une equation en choisissant une fonction
auxiliaire largement arbitraire de n variables.

481:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 09:58:13.60
>>480 過去スレつづき
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
スレリンク(math板)

236 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/21(土) 17:55:20.77
>>231-233
乙です
いや、面白ね
で、231はPS版で、同じ内容のPDF版が下記にあるね
URLリンク(www.alainconnes.org)
Alain Connes -- Documents
La Pensee d'Evariste Galois et le Formalisme moderne [PDF] 259 KB URLリンク(www.alainconnes.org) [PS] 1.6 MB

238 返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/21(土) 18:15:32.63
>>236 つづき

”アランコンヌはガロアの業績の紹介の中で
ガロアを対称性の破壊者と呼んでいる。”>>231は、全くの誤訳誤解でしょ

"Brisure de symetrie"は、正確には ”2. Brisure de symetrie” で、2章の表題だろ(因みに、”1. Introduction” )
で、結論から言えば、 ”2. 対称性の分解”とすべきだろう

239 返信:132人目の素数さん[] 投稿日:2012/04/21(土) 18:24:27.47
>>236
なんで対称性の破壊者と呼んだかわかるかな?
ガロアは論文の始めに対称群で不変となる式でなく
恒等置換以外の全ての置換で不変とならないもの
を定義してそれを議論の中心においた。
このことを指している。
コンヌだからこそ言える台詞。
そこらの二流の数学者じゃ群といったら対称性と
脊髄反射的に月並みな台詞を吐くのが関の山。

482:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 10:01:51.25
>>481 過去スレつづき

現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
スレリンク(math板)

241 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/21(土) 18:28:46.39
>>238 つづき

”2. Brisure de symetrie”の10行ほど後に、
V = Aa + B b + C c +
と出てくる

これは有名なガロア分解式(リゾルベント)>>15
ならば、Brisure de symetrie=対称性の分解

しかも、”ガロアを対称性の破壊者と呼んでいる。”というのはどの文を根拠にしている? (”ガロアを”の部分が読めない)
おいらも、仏語はよく分からないが、いまネット翻訳もあるから(例えば下記)翻訳にかけているのでよろしく
URLリンク(www.excite.co.jp)

243 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/21(土) 18:36:38.02
>>239
じゃ聞くが
”2. Brisure de symetrie”のすぐ(10行ほど)前に下記があるよ

L'un des aspects des idees de Galois qui est passe le plus facilement dans les outils
conceptuels des scientiques de notre epoque est celui relie a la notion de symetrie.

Gr^ace a cet acquis il n'est pas irrealiste d'esperer que les textes de Galois soient
devenus accessibles au scientique non-mathematicien (physicien chimiste et peut-
^etre biologiste). Raison de plus pour en commencer la lecture !

これを訳してみな

483:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 10:12:50.51
>>482 過去スレつづき

現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
スレリンク(math板)

245 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2012/04/21(土) 18:52:16.53
>>231
いやー面白いね
ネット翻訳で、仏→日は使えないが仏→英はかなり使える
URLリンク(www.excite.co.jp)

例えばこの文

2. Brisure de symetrie
Le premier pas de la demarche de Galois consiste a briser de maniere maximale
la symetrie entre les racines d'une equation en choisissant une fonction auxiliaire
largement arbitraire de n variables. Il enonce


2. Break of symetrie
The first step of the d emarche of Galois consists has break mani maximal era the symetrie between the roots of an equation while choosing an auxiliary function extensively arbitrary of variable n. It expresses

だれがどう見ても、英訳ではガロア分解式についての説明だよね


Gr^ace has this acquirement he is not irr ealiste of esp erer that the texts of Galois became accessible to the scienti that no-math ematicien (physicist chemist and can - ^ to be a biologist). All the more reason to begin reading of it!

英訳
One of the aspects of the idees of Galois that is the most easily e pass in the conceptual tools of the scienti ques of our time is the one e reli has the notion of symetrie.

を見る限り、意味の取れないところもあるが
”ガロアを対称性の破壊者と呼んでいる”と真逆だと思うのだが

484:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 10:28:08.59
>>480-483
ここらが一番面白かった
群論=対称性
そんなのは、おいら(工学系で数学を使う立場)からすれば、空気や水と同じで、それが理解できていない人間がいることが理解できなかったし、おどろいた

だが、間違った考えをおいらのこのスレで見過ごすわけにはいかない
アランコンヌの仏文を引用されたときは、ちょっと困惑した
が、「アランコンヌたるものが”群論=対称性”と違うこと書くはずが無い!」という確信があったから、原典を当たれば(関連のところをしっかり読めば)誤読していることはすぐ分かるはずと思った

ネット翻訳があったのは助かったね
最初exciteの翻訳を使っていたが、google翻訳も良いね
仏→英はかなり使える(仏→日はだめ)

群論=対称性が分からんというのは、勉強不足以外のなにものでもない(視野が狭い)
そもそも、群論=対称性を否定する日本語の文献が見つからない時点で気づけよおい
で、アランコンヌの仏文を誤引用するに至ってはないをかいわんだ

まあ1年たつから彼もかなり成長したろうと思う

485:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 10:36:50.64
>>471
>主要業績は……当時の数学のほぼ全分野。他の数学者全員が得た大半の事実は、ガウス一人が独自に、しかも数年から数十年早く発見している。まさしくチート中のチート数学者である。

チート解説
URLリンク(dic.nicovideo.jp)
チート(英:cheat)とは

和製英語。コンピューターゲームなどで自分が有利になるよう「データのイカサマ改造」をすること。
ネット用語。「イカサマ並に凄い」「チート改造したように凄い」を意味する褒め言葉。(例:チートwww)

チート(褒め言葉)
2ちゃんねるやニコニコ動画においては、「人間のなせる技ではない余りにチート改造に見える」もしくは、チート改造に見えるあまりに「それズルいぞ」「それは卑怯だ」などの意味合いでコメントされることもある。

さらに言えば、あまりにも凄すぎる人や行動に「チートwwwww」「テラチートwwwww」と使われることがあるが、これは「チート改造をしているかのように凄い」という褒め言葉の意味を含む。

またゲームに限らず、アニメ・漫画でもその世界観を崩しかねない圧倒的な強さを持つキャラに対しても『チートキャラ』という表現が使われることもある。
ただしこの場合強すぎるというよりは、どんな状況でもものともしない、または様々なスキルを持っていて非常に便利がいいという意味が含まれることもある。

いずれにしてもこの場合は本来の英単語の「cheat」とは離れた言葉になっている。

486:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 10:49:28.83
>>485
さらに補足

当時の数学のほぼ全分野:時代が違うので、現在とは分野の広さが違うだろう
他の数学者全員:時代が違うので、現在とは数学者の数が違うだろう (職業数学者の定義をどうするかもあるし、大学の数も違うし、数学科があったのかどうかもよく分からないが、当時は少なかったろう)
数年から数十年早く:これも時計の進み方(情報の伝達スピード)が違うと思う。電話もない時代で、紙のお手紙で情報をやりとり。プレプリント情報をe-mailやネットでやりとりする現代とは、時計の進み方が違うだろう

としても
ガウスが数学の王と呼ばれること>>471-472に異論を唱える人はいないだろう
そんなガウスだが、オイラーと比較するとガウスが小さく見える・・>>469-470

487:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 14:29:02.34
工学と理学(物理、化学、数学)との関係で、ラングミュアの記事を読んだことがある
昔のことなので、典拠を示すことはできない
が、とりあえず下記など

URLリンク(ja.wikipedia.org)
アーヴィング・ラングミュア(Irving Langmuir, 1881年1月31日 - 1957年8月16日)は、アメリカ合衆国の化学者、物理学者である。1932年に界面化学の分野への貢献でノーベル化学賞を受賞した。
コロンビア大学を卒業後、ゲッティンゲン大学で、ヴァルター・ネルンストのもとで化学を学び、1909年からゼネラル・エレクトリックの研究所で研究を始め1950年まで在籍した。
また、「事実でない事柄についての科学」を病的科学として定義したことでも知られている。

業績
不活性ガス封入によるタングステン電球寿命の延長(1913年)
ラングミュアの吸着式の提出
水素プラズマの研究→プラズマの命名(1928年)、静電探針を考案
高真空水銀ポンプの発明
ラングミュアの真空計の発明
ルイス-ラングミュアの原子価理論(1919年)→オクテット則
白金の触媒作用の研究
単分子膜(ラングミュア・ブロジェット膜:LB膜)の研究(1934年)
キャサリン・ブロジェットとの共同研究
人工降雨の実験(1946年)
同じ研究所に所属していたバーナード・ヴォネガットが、ヨウ化銀が雲の核を形成に使えることを発見していた。

488:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 14:32:28.07
ラングミュアーは、電球の寿命を延ばす研究から、フィラメントの表面に入り、「表面化学」というひとつの化学分野をうち立て、ノーベル賞をもらったのだった

URLリンク(ch.ce.nihon-u.ac.jp)
ゼネラルエレクトロニクスに入って、ラングミュアーのまずやったことは、白熱電球の寿命を延ばすにはどうすればいいのだろうか、という誠に実用的な研究をスタートさせたわけです。
ところがその電球の寿命を延ばすというとフィラメントの寿命をのばすということです。だから、まずフィラメントがどんなふうに変わっていくのか、ということを調べることになるわけです。そうすると当時の電球は中が真空だったのです。
真空のところにフィラメント成分が蒸発して飛んでいってしまい、電球のガラスについてしまう、ということを見つけたのです。
だから、電球の中に不活性なガスーアルゴンとか窒素とかーを封入することによって、フィラメントの表面から蒸発するものを少なくすることができて、電球の寿命をのばすことに成功したのです。

ラングミュアーのよいところは、そのときに表面、物質の表面が非常に大事であるということに気づいたのです。
さっき申し上げましたように、フィラメントの表面から成分が蒸発して飛んでいっているということは、すなわち表面がどうなっているのかということを研究すれば、どうすればいいのか、ということがある程度分かるはずです。
表面が非常に大事だということを提唱して、「表面化学」というひとつの化学分野をうち立てた人なのです。
その功績によりラングミュアーはノーベル賞をもらっております。ラングミュアーは企業の研究者であって応用から研究をスタートしたのです。

489:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 14:39:13.30
電球の寿命を延ばす研究から、ノーベル化学賞を受賞というところが、一つのモデルだと
つまり、ラングミュアは本質を掘り下げて探求したんだと

490:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 14:51:35.23
>ラングミュアは本質を掘り下げて探求したんだと

"佐藤幹夫 数学を語る"(下記)で、高木類体論の「代数的整数論」で、”ぼくは証明の細かいところは読まないから、読みやすかった。・・証明というのは、定理の内容がわかってみれば、自分流に考えたほうがよく分かる”と
本質をしっかり理解するということが共通かな

URLリンク(www.nippyo.co.jp)
数学の50年  数学セミナー創刊50周年記念 発刊日:2013.02

第1部 数学50年を語る
森 重文氏フィールズ賞インタビュー/画家のように数学を
加藤和也氏インタビュー/フェルマーの最終定理
松本幸夫氏インタビュー/低次元トポロジーの50年
原田耕一郎氏インタビュー/有限群論の50年
三村昌泰氏インタビュー/現象と数理の50年
佐藤幹夫 数学を語る/超函数から超局所解析まで

491:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 14:58:11.32
"佐藤幹夫 数学を語る"で、イジング模型の話が出てくる
”今度は非線型をやることにした。非線型を始めるには、物理からの方がアプローチしやすい”と
ディラックの量子論を佐藤は読んでいたと書いている
物理のイジング模型をやったころ、ソリトンとの出会いがあった
そんなことが書いてある

492:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 15:20:18.61
佐藤幹夫 イジング模型の補足は下記

URLリンク(researchmap.jp)
武部尚志
2013/02/19
可積分系への代数解析の応用

今日は特別講義。"Survey on Algebraic-analysis in applications to Integrable Systems" と題して「数理解析研究所50周年で書かされた文章を元に三つのトピックスについて 1976 年から 1994 年までのことを…」、
おお!Ising 模型と KP hierarchy と XXZ 模型だ!(^o^)「話すつもりでしたが、三つは多すぎるので二つにします。したがって 1984 年まで。」おっとっと、XXZ は脱落。(^^;; さらに途中で「あ、この調子では二つも無理ですね。」ありゃりゃ、KP も落ちた…。(;_;)

と言う訳で、Ising 模型の定義から、Onsager, Yang, Wu-McCoy-Tracy-Barouch らの結果, 「なぜこんなもの(相関関数が Painleve 方程式の解で書ける)が出てくるのかを説明するのが数学」、
転送行列、Wigner 変換による fermion の導入、Clifford 代数と Clifford 群、disorder/order variables, 波動関数とそれの満たす holonomic 系とモノドロミー保存、解が存在するための両立条件から Painleve 方程式という非線形微分方程式が出てくる、という流れ。

それにしても、この Ising の話は Sato-Miwa-Jimbo の非常に有名な仕事ですが、今の今まで三輪先生からも神保先生からもこれに関する講義を直に聞いたことはありませんでした。
こういう昔の話を後の世代にもう少し語り伝えてくれてもいいんじゃないかなぁ(本はありますけど)

以下、途中で出てきた話:

代数解析とは「関数と方程式を調べること、と言うと数学全体になってしまって粗すぎる定義だが、我々が考えるのは物理の無限自由度系から来ているもので、その対称性が方程式となって現れる。それで関数を調べるのが(我々の)代数解析」。
「嘘か本当か分からないが」と前置きした上で、McCoy 氏達が最初に Ising の相関関数が Painleve 方程式の解で書けるという結果を出した論文はある雑誌に reject された。その理由というのが「物理にこんな複雑な関数が現れるはずがない」というものだった。

493:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 15:27:23.19
もう一つ工学と理学(物理、化学、数学)との関係で書いておくと
18世紀に鉄鋼業が発展した
鉄鋼業では鉄の温度を測ることが重要なんだが、その測定に光温度計が使われるようになった(下記)

光温度計の研究から黒体輻射の研究が進み、プランクの法則やアインシュタインの研究につながり、量子力学が生まれたと

URLリンク(ja.wikipedia.org)
放射温度計(ほうしゃおんどけい)は、物体から放射される赤外線や可視光線の強度を測定して、物体の温度を測定する温度計である。

これらの赤外線や可視光線といった熱放射は黒体放射によって生じ、温度と放出エネルギーとの関係を表すシュテファン=ボルツマンの法則およびプランクの法則によって、物体の温度を算出することができるのを活用している(色温度)。

494:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 15:33:33.53
量子力学が現代数学に大きな影響を与えた、あるいは与えていることは、知る人ぞ知る事実
いろんな話があるんだよね。面白い話が

数学の理論があってその応用がある。応用から新しい数学が生まれる。そういうことがあると思う
ソリトンなどはそんな感じじゃないだろうか

495:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 20:38:58.56
>>485
>「チート改造したように凄い」を意味する褒め言葉。(例:チートwww)

話は飛ぶが、ガウスやオイラーの時代と違うのは、コンピュータの発達
ガウスやオイラーからみれば、「コンピュータ使うのは、”チートwww”!」と言われるかもしれない

けど、現代人にとってはコンピュータ使うのはチート(じゃない)
予想を立てるのに、コンピュータ使ってやるのは普通。ガウスは天才的な手計算だったけど・・

群論では、散在単純群の構成にコンピュータ使ったと
最後のモンスター群は、コンピュータ使わなかったから、ほめ言葉の”チートwww”だな

496:仙谷62
13/03/16 20:43:02.78
うるせぇ!

497:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 20:44:03.18
>>495
訂正

けど、現代人にとってはコンピュータ使うのはチート(じゃない)
 ↓
けど、現代人にとってはコンピュータ使うのはチートじゃない

つづき
四色問題はコンピュータによる解決だった
URLリンク(ja.wikipedia.org)

1976年に ケネス・アッペル (Kenneth Appel) とヴォルフガング・ハーケン (Wolfgang Haken) は、「放電」と呼ばれる手続きを考案し、1405個の不可避集合に対してコンピュータを利用した演算を行った結果、四色定理を証明するに至った[1][2][3]。
当初は、あまりに複雑なプログラムのため他人による検証が困難であることや、ハードウェアおよびプログラムのバグの可能性を考慮して、この証明を疑問視する声があった。
その後、1996年にニール・ロバートソン (Neil Robertson) らによりアルゴリズムやプログラムの改良が行われ、より簡易な手法(従来の放電手続きよりシンプルな放電手続きを考案し、不可避集合の数を1405個から633個に抑えた)による再証明が行われた[4]。
更に、2004年にはジョルジュ・ゴンティエ (Georges Gonthier) が定理証明支援系言語である Coq を用いて、よりシンプルな証明を行った[5]。その結果、現在では四色問題の解決を否定する専門家はいなくなっている。

四色定理は実用的には地図作製だけでなく、携帯電話の基地局配置にも応用されている。周波数の同じ電波同士で混信してしまうFDMA・TDMA方式の携帯電話システムでは、隣接する基地局同士に同じ周波数を割り当てないように、配慮している。

498:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 20:44:55.40
>>496
ごくろう
ありがとうよ

499:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 20:52:12.79
ケプラー予想も、コンピュータ使用

URLリンク(ja.wikipedia.org)
球充填

1611年、ヨハネス・ケプラーは、これが正規配置と非正規配置全てについて最高密度の配置であると予想した。この命題はケプラー予想と呼ばれる。
1998年、Thomas Callister Hales は1953年に Laszlo Fejes Toth が示唆した手法を使って、ケプラー予想を証明したと発表した。
Hales の証明は、コンピュータを使ってあらゆる個々のケースを調べつくすという方法であった。
審査員は Hales の証明の正しさを99%としており、ケプラー予想は「ほぼ」証明された状態と言える。

24次元にはリーチ格子が知られているため特別である。これは最良接吻数であり、長い間最密な格子充填であると考えられていた。
2004年、Cohn と Kumar(参考文献参照)はこの予想の証明を発表し、リーチ格子よりも高密度な非正規充填があったとしても、それによる密度の向上はせいぜい 2×10?30 であることを示した。

500:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 20:56:23.47
>>497
> 1976年に ケネス・アッペル (Kenneth Appel) とヴォルフガング・ハーケン (Wolfgang Haken) は

ハーケンは、3次元多様体の研究のハーケン多様体で有名
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ヴォルフガング(ウルフガング)・ハーケン(Wolfgang Haken、1928年6月21日 - )はドイツ出身の数学者。専門分野はトポロジー(位相幾何学)。数学上の難問として知られる四色定理(四色問題)を証明したことで有名。

1928年、ベルリンに生まれる。キール大学 (Christian-Albrechts-Universitat zu Kiel) において哲学、物理学、そして数学を学び、1953年に博士号を取得。
その後ミュンヘンにある大企業シーメンス社に就職しマイクロ波工学の研究員となる。シーメンスでの仕事の傍ら、トポロジーの研究を続けていた。
その後、国内で発表した論文をきっかけに数学会において注目されるようになり、アメリカ合衆国のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に客員教授として招かれる。1965年には常任教授となった。プリンストン高等研究所への赴任経験も持つ。

ハーケンは大学生時代に知ったポアンカレ予想を証明することを目指していたが、叶えることはできず、俗に「ポアンカレ病」と呼ばれる精神疲労状態に陥ってしまう。
そんなとき数学者のハインリヒ・ヘーシュ (Heinrich Heesch) から四色問題のことを聞かされ、研究対象をポアンカレ予想から四色問題へと変更した。

1976年に4歳年下の同僚ケネス・アッペル (Kenneth Appel) と共に四色定理を電子計算機(現在のコンピュータの原型)を用いて証明した。

1990年代後半にイリノイ大学を定年退官し、その後はシカゴにある自宅での研究を続けている。

多くの子供や孫に恵まれており、息子のリッポルド・ハーケン(Lippold Haken)はイリノイ大学の電気・コンピュータ工学教授となった。

501:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/16 22:00:32.29
新しい本が出たみたいだな

URLリンク(www.nippyo.co.jp)
本質を学ぶ ガロワ理論最短コース 梶原 健 著

ISBNコード978-4-535-78701-8  発刊日:2013.03.15

ガロワ理論の本質へ、最少の予備知識で到達できるように配慮して書かれた入門書。線形代数や群論を知らなくても読み進められる。数学的な厳密さも十分であり、理系学部1~2年生向けのセミナーなどに最適。

URLリンク(www.amazon.co.jp)

502:132人目の素数さん
13/03/16 22:20:32.26
ディレッタントになりたいんだね

503:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 06:50:51.90
ディレッタント?

URLリンク(dictionary.goo.ne.jp)
ディレッタント【(英)・(フランス)dilettante】
芸術や学問を趣味として愛好する人。好事家(こうずか)。ジレッタント。
(引用おわり)

「なりたい」は、数学的には正しくないな
おそらくは、「なっている」かな

群論自身は、空間群とかそういうことで勉強したし、仕事でも使う
ガロア理論は、仕事ではないけど、現代数学のモデルだし、原点ですよね。これは勉強しておいて損はない

2ちゃんねるにスレ立てて書いているのは、自分の勉強のため
書くと勉強になる

504:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 07:01:58.02
数学自身は、もちろん使いますよ、仕事で
ただ、将来仕事で使う数学だけを、必要十分(日常的意味で)なだけ勉強するというのはできない

だから、普段からこんな数学的道具があるということは知識として知っておいて、また必要ならそのときに勉強すれば間に合う程度の基礎をつくっておいて
ある分野の数学が必要になったときに、深く勉強する

そんな感じじゃないですか
研究者の人は、必要な数学を全部勉強してから研究を始めようとするといつまでも準備が終わらないと言われる。研究しながら、必要な勉強をするのだと言われる。アキレスと亀の理論ですかね

URLリンク(smcb.jp)
アキレスと亀の理論について 2009年9月9日

505:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 10:22:54.87
>>492
イジング模型は以前に紹介したような気がするが、念のため(知っている人には常識だが)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
イジング模型(Ising model、イジングモデルとも言う):イジング(E. Ising、ハイゼンベルクの弟子)が、1925年に提案した強磁性の模型(モデル)。

ハイゼンベルク模型をより簡単化したもので、そのハミルトニアンは、

H = - J \sum_{\left\langle i,j \right\rangle} \sigma_i \cdot \sigma_j (注:ここ文字化け)

である。σiは(結晶)格子点i上のスピン。自由度は上向き(+1)と下向き(-1)のみである。Jは最隣接スピン間の相互作用によるエネルギー(交換相互作用エネルギー)である。 \left\langle i,j \right\rangle は最隣接格子点のみ和を取ることを意味する。
ここで、隣り合う格子点上のスピン同士が、お互い上向き(+1 × +1)または下向き(-1 × -1)の場合(スピンが平行)、 \, - {J/2} 、互いに逆向き(上向きと下向き:1 × -1または-1 × 1←スピン反平行)の場合、 \, {J/2} となる。

イジングの提案の段階で、一次元(格子系)での厳密な解は求められていて、有限温度での相転移を起こさないことが示されていた。
その後、1944年ラルス・オンサーガー(L. Onsager)が二次元イジング模型の厳密解を求めた。これは相転移を起こし、この結果は、相転移現象の記述、理解のために大変重要な役割を果たしている。
二次元の磁場の無い場合のこの模型の厳密解はオンサーガーの解法以外にもいくつかの方法が示されている.また,外部磁場が印加されたモデルの厳密解は得られていない.

三次元に関しての厳密解は、2006年現在求められていない。

厳密解が求められるのは、特殊な場合で多くの場合、平均場近似、繰り込み群、級数展開(低温展開、高温展開)の手法などと、これらを用いた数値計算手段を使って近似的に解かれる。

この模型(モデル)は、合金の規則‐不規則(秩序‐無秩序)転移や、異方性の大きな磁性の問題などに適用されている。

506:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 10:26:11.11
>>505
オンサーガーはノーベル賞をもらった物理系では有名な人なんだけど(知っている人には常識だが)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
ラルス・オンサーガー(Lars Onsager, 1903年11月27日 - 1976年10月5日)はノルウェーオスロ出身のアメリカで活動した物理学者である。
オンザーガーあるいはオンセージャーとも表記される。不可逆過程の熱力学の研究により1968年にノーベル化学賞を受賞した。

ノルウェー工科大学卒業。チューリッヒ工科大学を経て、1928年ブラウン大学の教職員となった。1933年よりイェール大学の化学科の助教授、1940年には同大学準教授、1945年から1973年までイェール大学の教授を務めた。

1931年にオンサーガーの相反定理を発見し、熱力学第二法則の発展形である「不可逆過程の熱力学」を首尾一貫した理論体系に整備する道を拓いた。また1944年に2次元イジング模型の厳密解を導き、相転移現象の研究に一大転機を与えた。

1953年には、国際理論物理学会で来日した。

507:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 10:36:44.34
ソリトンについては、以前の紹介したが、もう一度下記
ソリトンが話題になっていたころ、「ソリトンは波の粒子で、だから素粒子論(波動方程式の粒子解)に応用できるのでは?」なんて書かれて、「話がうますぎる。冗談だろう」と思っていたけど、後本当に「場の量子論など多方面で応用されている」となってびっくり

話は飛ぶが、そのソリトン理論をすぐ自分の研究に取り入れて研究を発展させる人ってすごいよね

URLリンク(ja.wikipedia.org)
この呼び名の由来は、1965年米国の N. Zabusky と M. Kruskal が、KdV方程式 (KdV: Korteweg-de Vries) の数値解析から、上の2条件を満たす孤立波を発見し、粒子性をあらわす接尾語-onを使ってそれをソリトンと名付けたことによる。
因みに、本来は solitary wave(-on) からソリトロン(英: solitron)と名付けるはずだったが、既に商標(会社名)として使われていたのでソリトンと名付けた。

ソリトンが現れる系をソリトン系といい、ソリトン系の従う発展方程式をソリトン方程式という。すなわち、ソリトン方程式はソリトン解をもつ。
ソリトン方程式の代表的なものに、KdV方程式、KP方程式 (KP: Kadomtsev-Petviashvili)、サインゴルドン (sine-Gordon) 方程式、非線型Schrodinger方程式、戸田格子方程式、箱玉系のセルオートマトンなどがある。
特にKdV方程式はソリトン研究において常に端緒を開く役割を果たしてきた。
ソリトン研究の初期段階においては新たなソリトン方程式が次々と発見され、発見者の名前が付けられていったが、1981年の佐藤理論の完成により、ソリトン方程式は無限に存在することが示されたのでそのようなこともなくなった。
ソリトン方程式を解く手法には逆散乱法、広田の方法(双線形化法)などがある。ソリトンは、流体力学分野だけでなく、物性物理、微分幾何学、場の量子論など多方面で応用されている。

508:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 11:02:46.32
佐藤理論については、下記「ソリトン~不思議な波が運んできた,古くて新しい数学の物語」を
URLリンク(gandalf.math.kyushu-u.ac.jp)
URLリンク(gandalf.math.kyushu-u.ac.jp)
公開講座の資料 「ソリトン~不思議な波が運んできた,古くて新しい数学の物語」(pdf形式,約300KB) 入門レベル 2002年 8月9日,公開講座「現代数学入門」での講義

509:仙石62
13/03/17 12:48:55.18
うるせぇ!

510:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 14:17:51.23
仙石ちゃん、ありがとう。元気でがんばってね

511:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 14:24:39.49
URLリンク(www-06.ibm.com)
日本IBM科学賞第4回(1990年)受賞者
受賞者紹介
和達 三樹(わだち・みき)昭和20年2月10日生まれ 東京大学理学部 教授

贈賞の理由
ソリトン理論の発展とその応用

バイオリンの音のような複雑な波形でも、基音(基本周波数)と倍音の足し合わせで記述できますが、こうした形に分解できない現象、つまり非線形の波動も自然界には多数あります。
ソリトンというのは非線形現象でありながら、「孤立波」の足し合わせで、あたかも線形現象のように記述できる不思議な波のことです。和達教授は、このソリトンの分野で数々の業績を上げてきました。

ソリトン問題の本質は、それがカオスやフラクタルと同様、非線形問題だということです。
線形問題はフーリエ変換で解けることが 170年前に明らかになっていましたが、非線形問題は最近まで解くことができませんでした。
しかし和達教授は、フーリエ変換を拡張した「逆散乱法」が非線形波動の問題を解くのに使えることを明らかにしました。
その結果、20年前には、大変特別なもので、Kdvと呼ばれる方程式にだけ現れると思われていたソリトンが、いろいろな方程式に現れる普遍的なものであることがわかったのです。
和達教授は次に、ソリトン理論が量子論や統計力学でも成り立つことを明らかにし、さらにこの研究から、統計力学の大きなテーマの1つであった「厳密に解ける模型」が無限個あることも明らかにしました。

研究はやがて、「ひもの理論」とも関連することになりました。
2つのからみ合った紐がトポロジー的に同じかどうかを調べるのは大変難しいことで、それを解くカギになる絡み目多項式と呼ばれる不変量を見つけるのは数学の大きなテーマの1つになっています。
和達氏はソリトン理論から、この不変量もやはり無限個あるということを明らかにしました。

これら和達教授の業績は、物性基礎論の発展はもちろん、素粒子物理、高温超伝導現象の解明、高分子物理、光ファイバーの設計、位相数学などに大きく貢献しています。

512:132人目の素数さん
13/03/17 18:08:22.51
ディレッタントとは、芸術や(哲学などの)学問が大好きだけれども芸術家や学者ではない、という、その道のアマチュアの事です。
学者、研究者にたいしてはこのワードは侮辱になる。

513:132人目の素数さん
13/03/17 18:20:34.72
URLリンク(www.youtube.com)

URLリンク(www.youtube.com)

514:あのこうちやんは始皇帝だった
13/03/17 19:12:00.64
オマエたちは、定職に就くのが先決だろがああああああああ!!!!!!!!!!

 無職の、ごくつぶしの、クソガキどもがあああああああ!!!!!!!!!!!!!!

515:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 19:32:31.40
>>512


1.以前にも書いたが、こちらは工学系でね。そういう意味では、数学は学者でもなく研究者でもない
2.ただ、数学は道具だ。工学としては当然だが。学ぶ価値のある道具だよ
3.”ディレッタントになりたいんだね”、”学者、研究者にたいしてはこのワードは侮辱になる”という書き込みが、数学的な意味は別として、実際のこの2ちゃんねるでのカキコとしては不適切だろう
  その理由は、
 1)(本格的な)学者、研究者がこのすれをちらっと見ることはあるとして、本格的なカキコをするはずもない
 2)そもそも2ちゃんねる。匿名の年齢性別経歴不詳が原則だ。そこで、”ディレッタント”、”学者、研究者”などと書くこと自身が、「おいおい」です。(「頭は確かか? 賢そうに見えないけど・・・」と)

以上

516:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 19:42:41.55
>>515
補足

せいぜい、学部2~3年まで。それ以上の住人は想定していない。たまたま迷い込んでもROMですぐ別のところへ行くだろうと
下は、高校生。3次、4次の代数方程式は理解できるレベル。微積の知識、三角関数など初等関数も前提
そんなとこかな

ディレッタント、学者、研究者なんてしったことではない
こちらの興味あること
自分の勉強をかねて、メモがわりに遠慮無く書かせてもらうよと。このスレの趣旨はそういうこと

517:プロ
13/03/17 23:10:09.53
 学者、研究者のなかにもディレッタントがおおいからねえ

518:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/17 23:30:27.98
>>517
はあ、乙です

だが、プロ、学者、研究者、ディレッタントの数学的定義がまだ定まっていない

MECEでないからロジカルシンキングでもないかもね?
URLリンク(logical.tokusen-info.com)
ロジカルシンキングの基礎技術で最も重要なものがMECEです。
このロジカルシンキングの重要な技銃であるMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「各事柄間に重なりがなく、全体として漏れがない」状態のことで、「ミーシー」、「ミッシー」と呼ばれます。

例えば、「人」を「男」と「女」に分けると、それはMECEとなります。(まぁ、まれに違う例もあるようですが・・・)
一方で、「旅行」を「国内旅行」と「海外旅行」と「日帰り」に分類すると、明らかに重複があります。
「パソコンのOS」を「Windows」と「Mac OS」に分類すると、「Unix」が抜けてしまいますので、漏れが発生します。

このロジカルシンキングにおけるMECEですが、通常一つの対象に対してMECEな切り口は複数あります。
だから、目的・主題に適した切り口を選ぶ必要があるのです。(ロジカルシンキング的ですね)

但し、厳密なMECEを求めすぎる必要はありません。
あまり重要でない細部は切り捨てて、「MECE感」を大切にすればよいでしょう。
例えば「パソコン」でも下のように「OS」という切り口での分類もできれば、「利用形態」という切り口での分類も可能です。
(引用おわり)

519:132人目の素数さん
13/03/17 23:39:37.99
プロはそれで生活の糧を得ている人たちです。
学者、研究者がディレッタントであろうとなかろうが関係ない。

ガロアは優れた学者研究者だったがプロではなかった。 なんで食っていたんだろうか?

520:132人目の素数さん
13/03/18 22:37:40.38
 ガロアは二十前だから、奨学金と仕送りとアルバイトだらうなあ

521:仙谷62
13/03/18 22:40:06.41
じゃかあしぃ!!!

522:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 07:07:28.08
>>519


>プロはそれで生活の糧を得ている人たちです。

それ、数学的には厳密じゃないね。例えば、数学に関する仕事でアルバイトをして収入を得たらプロ? もち、そのアルバイト収入で生活するとしてだが

>学者、研究者がディレッタントであろうとなかろうが関係ない。

高校の数学教師は含めない? 数学の仕事で生活の糧を得ていると言えなくもない・・

>>520
ガロア
URLリンク(ja.wikipedia.org)

>>521
仙谷ちゃん、元気だな。いつまでも元気でいてね。ちょくちょく荒らしに来てくれよ

523:132人目の素数さん
13/03/19 21:32:59.77
>>522 高校の数学教師は含めない? 数学の仕事で生活の糧を得ていると言えなくもない・・

ノーベル賞ではないが、新しいことを数学に追加すればそのひとは数学者、研究者として
みとめられるだろう。
 努力してそこへの過程にある人が大半であり、世の中、高校の数学教師にも優秀な学者、研究者に相当する人は多い都信じる。

524:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 22:54:54.37
>>518
>だが、プロ、学者、研究者、ディレッタントの数学的定義がまだ定まっていない
>MECEでないからロジカルシンキングでもないかもね?

ロジカルシンキングのMECEで言えば

1.数学がすきか、嫌いか
2.数学を楽しめるか、楽しめないか(1に似ているが)
3.数学を応用する立場か、純粋に数学をするのか
4.数学で収入を得ている(教師を含め)か、そうでないか(3に似ている)
5.数学科出身か、そうでないか
6.社会人か、学生か
7.専門誌に数学の論文を書いたことがある、そうでないか

こんな切り口で考えた方が意味あるかも
もちろん、ディレッタントうんぬんを全面否定するつもりはないが、何を言いたいのかこれだけでは意図が不明確だ

525:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 22:59:07.76
>>523


高校の数学教師を即プロの数学者認定はしないだろう(認定機関があるかどうか不明だが・・・、あるはずないね・・・)
>>524で書いたが、専門誌に数学の論文を書いたことがある高校の数学教師はプロ認定してもいいと思うけどね

526:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 23:02:49.52
>>524
補足

URLリンク(ja.wikipedia.org)
日本では、『ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子, 東洋経済新報社, 2001年)以来、主にコンサルタント系の著者たちにより、
ロジカル・シンキングのための様々なツールや手法が、論理学から離れて企業向けに提唱され、ビジネス書のブームとなった。
殊に、一般に膾炙した用語MECEは、論理学とは関係がない(論理学用語であると誤解している著者はいた)が、論理に対する世の人の関心を大いに高めた。

527:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 23:14:02.41
>>526
『ロジカル・シンキング』
数学では、ロジカルであることはあたりまえ

だが、概念的に大づかみにするとか、直感的に把握するということは大事なことだと思う
過去、直感を否定した大数学者がいた。ワイヤルストラスだ
が、直感を重視した大数学者もいた(下記)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
クロネッカーの見方は、決して全く独断的なものではなく、後にアンリ・ポアンカレやブラウアーが、数学をより直観に基づいて組み立てるべきだとする数学的直観主義を発展させる基盤となった。
アンドレ・ヴェイユの研究書では、晩年のクロネッカーがアイゼンシュタインの楕円関数論に着想を得て、独自の楕円関数論を展開しようとしていたことが指摘されている。
経済的には、学位取得後に、亡くなった伯父の銀行と農場を引き継いで経営に成功し、財政的にも成功させていた。

528:132人目の素数さん
13/03/19 23:17:26.76
クロネッカーは超リアリストで、無理数の存在を認めなかった人や

529:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/19 23:24:39.44
>>490
>"佐藤幹夫 数学を語る"(下記)で、高木類体論の「代数的整数論」で、”ぼくは証明の細かいところは読まないから、読みやすかった。・・証明というのは、定理の内容がわかってみれば、自分流に考えたほうがよく分かる”と
>数学の50年  数学セミナー創刊50周年記念 発刊日:2013.02
>第1部 数学50年を語る

佐藤幹夫、この大先生は概念先行なんだ
これを読めばよくわかる

もちろん、概念をロジカルに直す(あるいは計算する)力量もかなりのものだけど
ただ、佐藤スクールの弟子たちが沢山いて、概念をロジカルに直す(あるいは計算する)ところをやったり、論文として文字にするところをやったりしている

大先生は、論文書くよりいろいろ考えることが楽しかったんだろうと思います

530:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 06:23:59.79
>>528
>クロネッカーは超リアリストで、無理数の存在を認めなかった人や

そうそう
そうなんだよね(下記)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
彼の、
「整数は神の作ったものだが、他は人間の作ったものである」(Die ganzen Zahlen hat der liebe Gott gemacht, alles andere ist Menschenwerk.)
という言葉は有名である。

さらには、整数から有限の演算を施して得られるような数でないものは、存在しないものとまでみなすようになる。
彼は、リンデマンによる円周率 (π) の超越性の証明(1882年)を「美しいが、しかし意味のないものだ。何故なら超越数は存在しないのだから」と評している。
カントールは、超越数が無限に存在することを証明したが、彼の立場からいえば、この結果は全く意味のないものだった。

531:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 06:33:55.09
>>530
つづき

カントールの連続体仮説、対角線論法の解説本を読んだことがあった

URLリンク(ja.wikipedia.org)
ゲオルク・フェルディナント・ルートヴィッヒ・フィリップ・カントール(Georg Ferdinand Ludwig Philipp Cantor, 1845年3月3日 - 1918年1月6日)はロシアのサンクトペテルブルク生まれのドイツで活躍した数学者である。

素朴集合論の確立者。自然数と実数の間に全単射が存在しないことを対角線論法によって示す一方、R と Rn の間に全単射が存在することを証明した。
連続体仮説に興味を持ち研究を続けたが、存命中に成果は得られなかった。連続体仮説については、後にゲーデルとポール・コーエンの結果によって一応の解決をみている。
自身の集合論の矛盾も発見しているが、カントール自身はこうしたパラドックスは集合論を発展させていく上でプラスになる存在であると考え、あまり問題視していなかった。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
連続体仮説(れんぞくたいかせつ、Continuum Hypothesis, CH)とは、可算濃度と連続体濃度の間には他の濃度が存在しないとする仮説。19世紀にゲオルク・カントールによって提唱された。
現在の数学で用いられる標準的な枠組みのもとでは「連続体仮説は証明も反証もできない命題である」ということが明確に証明されている。
つづく

532:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 06:36:30.33
>>531
つづき

URLリンク(ja.wikipedia.org)
歴史
この仮説は 19 世紀に集合論の創始者、ゲオルク・カントールによって提出された。彼自身この解決に熱心に取り組んだことが知られている。
可算濃度より連続体濃度の方が大きいことは、カントールの対角線論法によって証明されている。
カントールは当初、連続体仮説も証明することはそれほど難しくないと考えていたが、遂に証明することはできなかった。
1900年、パリで開かれた国際数学者会議においてヒルベルトは彼の有名な 23 の問題の第一番にこの連続体仮説を取り上げた。
その後、1940年にゲーデルは任意の ZF のモデルにおいて構成可能集合全体のクラス L が連続体仮説をみたすことを証明し、「ZFC からは連続体仮説の否定は証明できない」ことを示した。
さらに1963年、ポール・コーエンは強制法と呼ばれる新しい手法を用いて「ZFC から連続体仮説を証明することは出来ない」ことを示した。
これらの結果から ZFC に連続体仮説を加えても、またはその否定を加えても矛盾は発生しないこと、つまり連続体仮説の ZFC からの独立性が示され、連続体仮説は解決を見た
(これらの結果は全て ZF の無矛盾性を仮定している)。
コーエンはこの業績により、1966 年にフィールズ賞を受賞している。

つづく

533:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 06:42:30.19
>>532
つづき

で、前置きが長くなったが、”連続体濃度”:
”二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在し、カントールはそれが実数全体の成す集合が含む実数の数と等しい”
を読んだときに、へーと不思議な気がしたんだ・・
直感に反すると・・

URLリンク(ja.wikipedia.org)
集合論における連続体濃度(英: cardinality of the continuum)は、しばしば連続体 (continuum) とも呼ばれる実数全体の成す集合 R の濃度(あるいは基数、俗に「大きさ」)をいう。
これは無限濃度のひとつであり、|R|, ?(ヘブライ文字のアレフ)または (ドイツ文字小文字の c)などで表される。
実数の全体 R は自然数の全体 N よりも多くの元を含む。もっと言えば、R は N の冪集合の元と同じ数の元をもつ。

このことはゲオルグ・カントールによって、彼の異なる無限の研究の事始めの一部として、1874年の証明で、あるいは後により簡明な対角線論法によって、示されている。
カントールは全単射の概念を用いて濃度を定義した。すなわち、「二つの集合が同じ濃度を持つとは、それらの間に全単射が存在することを言う」。
二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在し、カントールはそれが実数全体の成す集合が含む実数の数と等しいことを示した。
すなわち、開区間 (a,b) は R に対等である。
これは他にもいくつかの無限集合、例えば任意次元のユークリッド空間 Rn でも同じである(空間充填曲線を参照)。

534:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 06:51:51.05
>>533
>”連続体濃度”:
>”二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在し、カントールはそれが実数全体の成す集合が含む実数の数と等しい”
>を読んだときに、へーと不思議な気がしたんだ・・
>直感に反すると・・

ところが、物理の宇宙論でビッグバン理論が出た
(正確には、下記のように歴史は古く、ビッグバン理論がだんだん認められるようになって解説本が出てそれを読んだ)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
ビッグバン (Big Bang) とは、
・ビッグバン理論(ビッグバン仮説)、つまり「この宇宙には始まりがあって、爆発のように膨張して現在のようになった。」とする説
・同説において想定されている、宇宙の最初期の超高温度・超高密度の状態
のことである。

歴史
20世紀初頭では天文学者も含めてほとんどの人々は宇宙は定常的なものだと考えていた。「宇宙には始まりがなければならない」などという考えを口にするような天文学者は皆無だった[1]。
ハッブルも、柔軟な考えを持っていると評価されているアインシュタインですらも、「宇宙に始まりがあった」などという考えはまるっきり馬鹿げていていると思っていた[1]。
科学者たちは膨張宇宙論は科学では理解しがたく、宗教上の立場だと見なしていた[1][4]。
ビッグバン理論は、紆余曲折を経て、観測と理論の両面が揃ってようやく、 徐々に認められるようになってきた歴史がある。

1927年にベルギーの司祭で天文学者のジョルジュ・ルメートルが一般相対論のフリードマン・ロバートソン・ウォーカー計量に従う方程式を独自に導き出し、
渦巻銀河が後退しているという観測結果に基づいて、「宇宙は原始的原子(primeval atom) の“爆発”から始まった」というモデルを提唱した。
1929年、エドウィン・ハッブルの観測で、彼は銀河が地球に対してあらゆる方向に遠ざかっており、その速度は地球から各銀河までの距離に比例していることを発見した
(この事実は現在「ハッブルの法則」と呼ばれている。これが、ルメートルの「原始的原子(primeval atom) の“爆発”から始まった」とする理論に対して基礎付けを与えることになった。) 
つづく

535:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 07:10:48.77
>>543
>>”連続体濃度”:
>>”二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在し、カントールはそれが実数全体の成す集合が含む実数の数と等しい”
>>を読んだときに、へーと不思議な気がしたんだ・・
>>直感に反すると・・

>ところが、物理の宇宙論でビッグバン理論が出た

で、”落ち”は、「自分の中で、カントール連続体濃度理論と物理のビッグバン理論が結びついた」と
カントール連続体濃度理論:”二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在し、カントールはそれが実数全体の成す集合が含む実数の数と等しい”
不思議だ・・・
宇宙は、量子論的な微小な領域から始まって、膨張していまの大宇宙を形成した
不思議だ・・・

この二つの不思議が、自分の中で合体して、腑に落ちた・・
数学的には、二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在する
だから、”量子論的な微小な領域から始まって、膨張していまの大宇宙を形成した”は数学的にはありうる
そして、カントール連続体濃度理論は、ビッグバン理論で物理的対応物が出来たんだと

URLリンク(ja.wikipedia.org)
やがて、宇宙が高温高密度の状態から進化したというアイデアを支持する観測的な証拠が挙がってきた。
1965年の宇宙マイクロ波背景放射の発見以降は、ビッグバン理論が宇宙の起源と進化を説明する最も良い理論であると考える人が多数派になった。

宇宙論研究者はビッグバン理論のパラメータを今までにない高い精度で計算することが可能になり、これによって宇宙が加速膨張しているらしいという予想外の発見がもたらされた。
(ダークエネルギーを参照のこと。)

536:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 07:22:00.60
>>535
有名な話だが
宇宙マイクロ波背景放射の発見は、ノーベル賞になった
また、ダークエネルギー、ダークマターは、現在の素粒子論の標準理論では説明できていない

URLリンク(ja.wikipedia.org)
1964年にアメリカ合衆国のベル電話研究所(現ベル研究所)のアーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソンによってアンテナの雑音を減らす研究中に偶然に発見された。
ペンジアスとウィルソンはこの発見によって1978年にノーベル物理学賞を受賞した。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
このダークエネルギーの真の正体は現状ではほぼ推測の対象にすぎない。
ダークエネルギーは一般相対論の宇宙定数 (Λ) で表される真空のエネルギーではないか、と考える人々も多く、実際、これはダークエネルギーに対する最も単純な説明である。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
暗黒物質(dark matter )とは、宇宙にある星間物質のうち電磁相互作用をせずかつ色電荷を持たない、光学的には観測できないとされる仮説上の物質である。
「ダークマター」とも呼ばれる。
"人間が見知ることが出来る物質とはほとんど反応しない"などともされており、
そもそも本当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままである。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
標準模型(略称:SM)とは、素粒子物理学において、強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用の3つの基本的な相互作用を記述するための理論のひとつである。
標準理論または標準モデルとも言う。

537:132人目の素数さん
13/03/20 15:59:14.53
          __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_
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538:132人目の素数さん
13/03/20 21:12:53.35
>>535
>カントール連続体濃度理論は、ビッグバン理論で物理的対応物が出来たんだと
(宇宙が膨張してようが定常的であろうが)空間が連続であれば良いので、
これはビッグバン理論とは無関係の問題でしょう。
空間が連続であるということは、空間の量子化が正しくないという仮定がいるので、
考えても意味がないと思います。

539:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/20 21:48:59.16
>>538

ちょっと違う

数学的には、二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在する
 ↓↑
量子論的な微小な領域から始まって、膨張していまの大宇宙を形成した
 ↓↑
物理的な空間で、距離Lが物理的な意味で無限小に近いプランク長として、そのプランク長の空間が現在の宇宙の135億光年の長さ(物理的無限大)に伸びたと

URLリンク(ja.wikipedia.org)
プランク長(プランクちょう、英: Planck length)は、長さのプランク単位である。
記号で表され、コンプトン波長をπで割ったものとシュヴァルツシルト半径とが等しい長さとなる質量で定義される。その値は次のようになる[1](括弧内は標準不確かさ)。

ここで、はディラック定数、G は万有引力定数、c は真空中の光速度である。

540:132人目の素数さん
13/03/20 22:21:44.23
>>539
>常に無限に多くの実数が存在する
に物理的に対応するものは何?
膨張前と後では宇宙の密度は異なるはずだが。

541:132人目の素数さん
13/03/20 23:15:55.89
二つの「有理数」 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの「有理数」が存在する
そしてa < q < b を満たす有理数 q の全体は有理数全体と等濃である、

でも正しいんだけど。
正直な所、連続体がどうという話はあまり関係無いよね?

プランク長はあくまでただの有限の長さであって無限小でも何でもないし
135光年はあくまで有限の長さであって無限大じゃないし……

542:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/21 06:10:45.92
>>540
うむ
なかなか良い質問ですね

>>常に無限に多くの実数が存在する
>に物理的に対応するものは何?

数学:
・数直線を考えよう。数直線は、実数が数直線上に埋め込まれて形成されていると考える
・二つの実数 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの実数が存在する
・言い換えると、微小な間隔で存在する二つの実数 a とbの間の数直線を、どんどん引き伸ばして、無限に引き伸ばして、数直線の長さ(未定義だが)と同じに引き伸ばしても、元の数直線と同等だと
・これはずいぶん不思議な話だと思う

物理
・物理空間で、ビッグバン理論はほぼ同じことを主張する
・いま我々が住んでいる宇宙は、ビッグバンから始まった
・微小な空間、それは物理的に考えうる最小の空間:直径がプランク長の球が、膨張して135億光年まで引き伸ばされた
・プランク長の球が、膨張して135億光年まで引き伸ばされたけれども、我々の住んでいる宇宙空間は連続に見えて空間のほころびはみえない
・これも物理として、ずいぶん不思議な話だと思う(ここは感性の問題だから、不思議と思わない人もいるだろうが)

これが、カントール連続体濃度理論(数学) VS ビッグバン理論(物理) の対応

>膨張前と後では宇宙の密度は異なるはずだが。

宇宙の密度って、物質とかエネルギーの話でしょ? いま論じているのは物理空間そのものだよ

543:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/21 06:33:33.13
>>541
うむ
なかなか良い質問ですね

>二つの「有理数」 a < b の間には、そのふたつがいくら近い値であっても、常に無限に多くの「有理数」が存在する
>そしてa < q < b を満たす有理数 q の全体は有理数全体と等濃である、
>でも正しいんだけど。
>正直な所、連続体がどうという話はあまり関係無いよね?

ああ、そうだったけね?
昔読んだ本では、実数で書いてあったから、実数で書いたけど。ただ、物理空間との対応を考えると実数が相性が良いから
ともかく、そんなこと(数直線の極微小な領域を引き伸ばすと数直線全体と同じになる)を考えたのは、記憶ではカントールが最初で
それは、有理数でも良いかもしれないが、無限というのを数学的に扱ったカントールの理論
そのカントールの無限の数学的理論の対応物が、物理のビッグバン理論だと
(”カントールの無限の数学的理論”と言ってもいいけど、カントール連続体濃度理論と言った方が世間的に分かりやすいだろうと。それに、物理空間との対応を考えると実数が相性が良いし)

>プランク長はあくまでただの有限の長さであって無限小でも何でもないし

そうだね。プランク長より短い時間は、数学的には考えられるが、物理的には扱えないんだ(おそらく)

>135光年はあくまで有限の長さであって無限大じゃないし……

135億光年なんだけど、まあ有限の長さなんだけど・・・
宇宙はまだ膨張中なので、有限と確定したわけじゃない。いまも大きくなっている。ここは、本当は無限大かもしれないんだ

544:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/21 06:35:46.07
>>543
訂正

そうだね。プランク長より短い時間は、
 ↓
そうだね。プランク長より短い時空は、

545:132人目の素数さん
13/03/21 07:14:31.25
宇宙は出来た直後にはプランク長だったというわけじゃないんじゃないの

546:132人目の素数さん
13/03/21 10:15:12.05
>>523
最近は、崩れて高校教師になる元博士も増えては
きているがな。

でも、ほとんどの中高の数学教師は、せいぜい修士論文
書いた程度のが少しいる程度で「努力してそこへの過程」の
ほんの入り口であきらめた人がほとんどだよ。

特に教育学部出身者は、「そこへの過程」の入り口にも
入ったことがない。
「もしやればできるかも」なんて仮定は意味がない。

547:132人目の素数さん
13/03/21 12:21:45.68
反例にはならないが、佐藤幹夫は高校の教諭だったこともある。

548:132人目の素数さん
13/03/21 13:59:40.55
大昔は食うのが大変だったからな。

戦後の高度経済成長で大学が急増して
教員が不足がちだった時代(いい時代だなあ・・・)
は、高校教師から大学教員という例は、少しあったようだ。

549:132人目の素数さん
13/03/21 16:42:43.86
別に大学の教授はみな新発見をして数学の最先端の知識を進歩させているという訳でもないんだけどね

550:132人目の素数さん
13/03/21 18:41:11.74
 高校をこれからは大学とよべばいいんだよ

551:あのこうちやんは始皇帝だった
13/03/21 19:32:39.90
 テメ~ら、いいかげんにしねえと、ブッ殺すぞ!

 20代と30代の、無職の、関西の、知的障害の、女性恐怖症の、頭デッカチの虚弱児・ひ弱の、ゴミ・クズ・カス・無能・虫けらのクソガキども!

 死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

552:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/21 22:24:18.31
>>545
うむ
なかなか良い質問ですね

>宇宙は出来た直後にはプランク長だったというわけじゃないんじゃないの

じつは、そこはあまり理解していなかった
が、あまり分かっていないようだ (下記)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
初期宇宙は考えられないほど高いエネルギー密度と、それに伴う非常に高い温度と圧力で一様・等方的に満たされていた。
その後宇宙は膨張して冷却し、それに伴って相転移を引き起こした。この相転移は水蒸気が凝結したり水が凍ったりする物理過程と類似しているが、宇宙の相転移は素粒子に関連した過程である。
プランク時代の約10-35秒後、相転移によってインフレーションと呼ばれる宇宙の指数関数的膨張が引き起こされた。

URLリンク(ja.wikipedia.org)
プランク時代(プランクじだい、Planck epoch)とは、宇宙論において、宇宙の歴史の最初の0秒から約10-43秒(プランク時間)の間の時間で、量子重力理論が支配的であった。
ドイツの物理学者マックス・プランクにちなんで名づけられた。プランク時間はおそらく時間の最小単位であり、プランク時代はこの長さであるため、時間の最初の瞬間であるとも言える。
この瞬間が訪れた約137億年前には、重力は他の基本相互作用と同じくらい強く、全ての力は統一されていたと考えられている。

プランク時間より短い時間、プランク長(プランク時間に光が進む距離、約1.616×10-35m)より短い距離については、科学は何も予測できない。
量子力学と相対論的重力を統合した量子重力理論の理解なしには、プランク時代の物理学は不明であり、基本相互作用がどのように統一されるのかやどのように分離されたのかも分からない。
4つのうち3つの力は既に統一する理論が完成しているが、重力だけが残っている。
仮に量子効果を無視すると、宇宙は無限大の密度を持った重力の特異点から出発するが、この結論は、量子重力を考慮すると変わってくる。
弦理論やループ量子重力理論は統一理論の候補であるが、非可換幾何等での研究や他の分野での研究も宇宙の初期の姿の理解に役立っている。

553:132人目の素数さん
13/03/21 22:57:51.44
>>552
前置きとして>>538
>空間が連続であれば良いので、これはビッグバン理論とは無関係の問題でしょう。
に対して、>>539
>常に無限に多くの実数が存在する
>量子論的な微小な領域から始まって、膨張していまの大宇宙を形成した
と書いたので、>>540を書いた。

それに対して>>542で、
>宇宙の密度って、物質とかエネルギーの話でしょ? いま論じているのは物理空間そのものだよ
と書いているが、
>>552
>相転移によってインフレーションと呼ばれる宇宙の指数関数的膨張が引き起こされた。
「物理空間そのもの」だけでは、相転移やインフレーションの話はできないですよね?

554:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/22 04:48:30.37
>>553
うむ
なかなか良い質問ですね

Q
>>552
>相転移によってインフレーションと呼ばれる宇宙の指数関数的膨張が引き起こされた。
「物理空間そのもの」だけでは、相転移やインフレーションの話はできないですよね?

A
Yes
ビッグバン理論>>552では、
1)宇宙の始まりの時間というものがあって、いまから約137億年前(私は135億年前と記憶していたので135億光年と書いたけど訂正します)
2)宇宙の初期には、空間そのものが高いエネルギー状態にあったと考える
3)なにかのきっかけで、空間が膨張をはじめ(高いエネルギー状態から低いエネルギー状態へ遷移するのは物理的には自然なのかも・・)
4)いまの我々が住んでいる宇宙空間を形成した
5)それは、我々が観測できる範囲で、半径137億光年の膨大な宇宙空間(太陽から地球までの距離光速で約8分20秒と比較せよ)
6)一方、宇宙の始まりはプランク長(プランク時間に光が進む距離、約1.616×10^-35m, それは原子よりもずっと小さい)の大きさだった
7)”プランク時代(プランクじだい、Planck epoch)とは、宇宙論において、宇宙の歴史の最初の0秒から約10^-43秒(プランク時間)の間の時間”>>552
 "プランク時間より短い時間、プランク長より短い距離については、科学は何も予測できない"
 とあるように、数学的には宇宙の歴史の最初の0秒(プランク長より短い距離=0m)は考えられるけれども、物理的には扱えないからプランク長の空間から理論を立てる

555:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/22 05:12:18.33
>>554
つづき

数学の数直線におけるカントール連続体濃度理論(数学) VS ビッグバン理論(物理) の対応>>542
に戻ろう

まず、ビッグバン理論
話を簡単にするために、いま我々が住んでいる宇宙空間を平坦なユークリッド空間として、直交する座標(x,y,z)で考える
x軸を数直線に対応させる(対応させるもなにも、自明だが)

プランク時代に、宇宙空間が平坦なユークリッド空間だったかどうかは別として(おそらくその時代は平坦ではないが)、宇宙の膨張を認めるならば、時間を遡ると現在のx軸をプランク長に縮めることは可能

つまりは
数学の数直線におけるカントール連続体濃度理論(数学) :数直線のどんなに微小は部分をとってきても、それを数直線全体に引き伸ばすことは可能
VS
ビッグバン理論(物理):x軸のプランク長(物理で扱える最小長さ)が、現在の我々が住む全宇宙半径137億光年に引き伸ばされた

(数学) VS (物理) の対応を考えることができる
そういう主張なんだよ>>539

556:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/22 05:22:01.99
>>555
つづき

細かいことをいうと
宇宙の初期は、平坦なユークリッド空間じゃないとか
現在の宇宙も、本当はちょっと曲がっているかもしれないとか
空間の量子化はどうなのかとか
いろいろあるけど

そこは、ビッグバンを認めてしまえば、現在の我々の宇宙のx軸を、時間を遡ってプランク時代の長さに戻す写像は考えられるわけで
(写像の具体的な式は、ビッグバンの各理論ごとに異なるが)
簡単にいうとそういうことです

つまりは、「自分の中で、カントール連続体濃度理論と物理のビッグバン理論が結びついた」と>>535

557:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/22 05:30:17.87
>>555
補足

>ビッグバン理論(物理):x軸のプランク長(物理で扱える最小長さ)が、現在の我々が住む全宇宙半径137億光年に引き伸ばされた

ここで
プランク長:数学的にはもっと短い距離(=宇宙の歴史の最初の0秒から約10^-43秒(プランク時間)の間の時間で、0秒に近い時)は考えられるけれども、物理的な意味を与えられないだけ
全宇宙半径137億光年:単に現在地球から観測できる限界として設定されているだけ(=いまも膨張中なので本当は無限大かもしれない)
を、再度付言しておく

558:132人目の素数さん
13/03/22 08:26:34.75
プランク長は、精密に計られている光速度やプランク定数以外にせいぜい3桁しか分かっていない
重力定数を使っているので気に喰わん

559:あのこうちやんは始皇帝だった
13/03/22 19:54:42.83
>>558

 テメ~、いいかげんにしねえと、ブッ殺すぞ!

 30代の、無職の、関西の、知的障害の、女性恐怖症の、頭デッカチの虚弱児・ひ弱の、ゴミ・クズ・カス・無能・虫けらのクソガキ!

 死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

560:132人目の素数さん
13/03/22 20:40:40.74
>>555-556
>時間を遡ってプランク時代の長さに戻す写像は考えられるわけで
>>538
>(宇宙が膨張してようが定常的であろうが)空間が連続であれば良いので、
>これはビッグバン理論とは無関係の問題でしょう。
>>555-556を使って書き直すと
数直線を移す写像は拡大写像、恒等写像、縮小写像を考えることができるので、
>>556
>「自分の中で、カントール連続体濃度理論と物理のビッグバン理論が結びついた」
と同様に
「カントール連続体濃度理論と定常宇宙理論が結びついた」
「カントール連続体濃度理論と収縮宇宙理論が結びついた」
となるがこれらは意味のないことでしょう。

ついでに>>557については
URLリンク(ja.wikipedia.org)
137億光年は138億光年が最新のようです。
URLリンク(en.wikipedia.org)

561:132人目の素数さん
13/03/22 21:56:41.39
1は、時々名無し

562:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/22 23:39:16.25
>>560
">「自分の中で、カントール連続体濃度理論と物理のビッグバン理論が結びついた」
と同様に
「カントール連続体濃度理論と定常宇宙理論が結びついた」
「カントール連続体濃度理論と収縮宇宙理論が結びついた」
となるがこれらは意味のないことでしょう。"

証明できる?
証明できなきゃ、選択公理と同じ。真か偽かは言えないよ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
歴史

集合論の創始者ゲオルグ・カントールは、選択公理を自明なものとみなしていた。
実際、有限個の集合からなる集合族であれば、そのそれぞれの集合の中から順に1つずつ元を選び出し、それらを併せて集合とすればよいのであるから、このような操作ができることは自明である。

しかし、ツェルメロによる整列可能定理の証明に反論する過程で、ボレル、ベイル、ルベーグ、ラッセルなどが選択公理の存在に気付き、新たな公理であることが認識されるようになった。
確かに、無限個の集合からなる集合族の場合、上のような操作を想定しても「順に選び出す」操作は有限回で終了することはないのだから、このような操作を行えるかどうかは必ずしも明らかではない。

選択公理は、それ自身もまたその否定もほかの公理からは証明できないものであること、すなわち独立であることが示された(クルト・ゲーデル、ポール・コーエン)が、これは公理的集合論における大きな成果であろう。
但し、ZFに一般連続体仮説を加えると選択公理を証明できる[2]。従って、一般連続体仮説と選択公理は何れもZFとは独立だが、前者の方がより強い主張であると言える。

563:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/23 05:36:22.21
>>558
はい、”万有引力定数の精度が4桁程度”(下記)とか
乙です

URLリンク(ja.wikipedia.org)
測定の歴史・精度 [編集]

万有引力定数を定めるには、互いに質量のわかっているものの間に働く万有引力を精密に測定せねばならない。
万有引力定数はキャヴェンディッシュによる1798年の鉛球実験 (キャヴェンディッシュの実験) に基づいて初めて計測された。
これは針金で吊るした棒の両端に二つの鉛球をつけ、固定した別の鉛球との間に働く力を計測するものであった。
キャヴェンディッシュの実験はもともと地球の密度を求めるためのものとして考案されたもので、万有引力定数が求められたことによって、既知の重力加速度と地球の半径から地球の質量そして密度がはじめて求められた。
この実験で求められた万有引力定数は 6.74 × 10?11 m3s?2kg?1 であり、現在知られている上記の値と比較しても相当に高精度なものであった。

万有引力はこのように非常に弱い力であるとともに、周囲の物質による影響が除去しにくいために測定が非常に難しい。
上に示したCODATA 2010の値も、約 1 万分の 1 程度の誤差が見積もられている。このような測定精度の低さのためCODATA推奨値も時代と共に以下のように変遷し[2]、基礎物理定数としては変化が著しい。

万有引力定数の精度が4桁程度しかないことは、連星パルサーの質量の測定精度などにも影響する。
また、ミリメートル以下の範囲でニュートンの万有引力が精度良く確かめられていないことから、小さなスケールでは重力理論の変更を考慮する余地が残されていて、
近年、小さなスケールで余剰次元を持つ5次元膜宇宙モデル(ブレーンワールドモデル)が盛んに研究されている。

564:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/23 06:23:01.21
>>561

よく見てくれているね
古くからの住人ですね
だったら分かるでしょ、意図してコテと名無しの使い分けはしない。面倒だから

565:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
13/03/23 08:29:14.54
>>560
>数直線を移す写像は拡大写像、恒等写像、縮小写像を考えることができるので、

”開区間(0,1)を全実数に全単射で写像する”の具体的構成が、下記にある
あなたに、tan x を使わない別の構成ができますか?
URLリンク(www.shinko-keirin.co.jp)
授業実践記録
『連続体濃度 』を教えよう
武蔵工業大学付属高等学校
田口哲夫

(抜粋)
そこで,実数 R の集合の濃度をN(アレフ)と定義し,連続体濃度と定義する。
 ここで,f(x)=πx-π/2 を用意して,
開区間(0,1)を
開区間(-π/2, π/2) に全単射させ,
さらに g (x)=tan x を用意し,
開区間(-π/2, π/2) を(-∞,+∞)に全単射すれば,合成写像 g・f によって開区間(0,1)を(-∞,+∞)という全実数に全単射で写像する。
(引用おわり)

田口哲夫のページには、グラフがあって分かりやすい
日本語的には、「・・・すれば、・・・することができる」となるのが国語的だと思うが、まあ重箱の隅

物理のビッグバンは、tan xによる写像ではない
写真の引き伸ばし的に言えば、相似が保たれた写像なんだよね
相似が保たれた写像を使って、”開区間(0,1)を全実数に全単射で写像の具体的構成”をしていただけますか?


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