12/12/02 20:44:14.12
>>301などを見て思うことは、まずはIUTTとabc予想を切り離して考えたほうが良いと思う。
塩田PDFのabc定理のRiemann-Hurwitz formulaを使った証明を理解する場合で説明すると、
Riemann-Hurwitzを既知としてabc定理の証明を見て満足するのか、それとも
Riemann-Hurwitzの幾何学的な解釈の理解までを追及するのかということ。
上のGathmannのPDFのRiemann-Hurwitzを参照、あるいはVakilのPDF
URLリンク(math.stanford.edu)
のRiemann-Hurwitzの所(Chapterのタイトルに注目)を参照。
上の書き込みのPDFを眺めながら思いついたことで、IUTTのOHPシートのPDFの最後に
積分の話が出てくるが、log-theta latticeが曲面にのっていると考えて、
各点のつながり方(inter-universal)のlocalな情報(微分)を積分すると歪みが計算できる
と考えた場合にIUTTにおけるRiemann-Hurwitz formulaの対応物は何かということを
まず考えるのがabc予想の証明の理解の出発点にならないかということ。
次に、対応物を既知としてabc予想の証明を理解する(IUTTはとりあえず切り離す)。