現代数学の系譜11 ガロア理論を読む6at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む6 - 暇つぶし2ch517:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
12/09/29 23:08:54.55
>>514
>反例って、
>タイヒミュラー理論が間違ってるのか?
>それともその後の適用が間違っているのか?
>単なる現段階でのギャップか、致命傷なのか?

Vesselinの判例、”Theorem 1.10 from Mochizuki's IUTT-IVに反例があり、成り立っていないと言っているみたい”>>508が正しいとすると、致命傷
タイヒミュラー理論が間違ってるということではないかも知れないが、Theorem 1.10 の膨大な不等式のどこかが間違っている可能性大

そして、Theorem 1.10は次のsection2で使われている。
”P34
Section 2: Diophantine Inequalities
In the present §2, we combine Theorem 1.10 with the theory of [GenEll] to
give a proof of the ABC Conjecture, or, equivalently, Vojta’s Conjecture for
hyperbolic curves [cf. Corollary 2.3 below].”だ

だから、Theorem 1.10が成り立たないと、ABC Conjectureの証明も成り立たないと読める
そもそも、Vesselinの判例の作り方が、>>508
”It seems indeed that nothing like Theorem 1.10 from Mochizuki's IUTT-IV could hold.
Here is an infinite set of counterexamples, assuming for convenience two standard conjectures (the first being in fact a consequence of ABC), that contradict Thm. 1.10 very badly. ”
ということなので、ABCとTheorem 1.10が両立しないというものなのだ

ともかく、Theorem 1.10になんらかの修正を加えないといけないということ(Vesselinが正しいとすれば)


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