12/09/02 12:35:18.19
>>322
つづき
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外国語の勉強に良い方法なんてあるんだろうか?
(抜粋)
外国語勉強法のサイトは山のようにあり、方法もさまざまなものがあります。でも、共通するのは次のごく当たり前の事でしょう。
繰り返しやる。
毎日やる。
ずっとやる。
何をやるのか、は大した問題ではなく、その人にとって続けられる事が最適な方法です。
ひとつの問題は、「繰り返しやる」って何回やればいいのか、という事でしょうか。「何回もやる」といいますが、実は「何百回もやる。」必要があります。大変ですが、非Nativeである以上、これはもう仕方がありません。
詮ずるところ学問は、ただ年月長く倦まず怠らずして、はげみ務むるぞ肝要にて、まなびようはいかようにてもよかるべし。
本居宣長 「うひやまぶみ」
たかが外国語の練習ごときは学問じゃないけどね。でも、本居宣長ほどに人にこうも言い切ってもらえると、ちょっとほっとしませんか?
あるいは、こんなのも。
我々のギリシア語も一躍して大成することはできない。毎日の食事のごとくに、毎日の勉強が大切である。
人間には食い溜めはできない。同時に喰わねば餓死するのみである。
言葉の学習に於ても喰い溜めは結局消化不良を招いて中途に倒れねばならぬ。また使わねば人は己れの母語の言葉さへ忘れ去るであろう。
毎日少しづつ。学習の多寡、遅速ではない。要は毎日勉強するか否かである。成否はこの一事に懸かる。
玉川直重 「新約聖書ギリシャ語独習」 友愛出版
(黒田龍之介「外国語の水曜日」から)