12/09/02 00:48:28.24
>>310
>おすすめは、複数の本と合わせて人(自分と同レベル以上)に聞くこと
数学は語学の勉強に似ている気がするんだ
定義が英単語で、定理が英文法や熟語やイディオム
だから、普通の人は、英単語を覚えて英文法を覚えて熟語やイディオムを覚えてとやる
しかし、英文法を必要としない人がいる。いわゆる、”ネイティブ”という人たち
”ネイティブ”は、英文法には詳しくないといわれる。関係代名詞だこれは形容詞だ副詞だと、日本人がするような議論はあまりしない
数学では、”ネイティブ”=天才。おそらく彼らは数学を英単語や英文法(=定理の積み上げ)というレベルより一段上、文や段落・ストーリーとして捉えているように思う
(もちろん、結果として”ネイティブ”が書いたり話たりは、一つ一つの文は結果としてきちんと英文法に合っている。それは、我々が日本語を話すのと同じだこと。)
ところで、”ネイティブ”でない我々は、概念やストーリーを書いた本と、きっちり詳細に定理を積み上げた本と2種類読む方が良いと思うんだ
もちろん、力のある人は分厚い本1冊で足りるかも知れないが
まあ、自分は天才じゃないので、ガロア本は何冊も読んだ
『数学ガール/ガロア理論』は、そのうちの1冊で概念やストーリーを書いた本だと思っている