12/04/28 16:55:26.53
(つづき)
で、これだけだと、メリットが少ないと見えるかも
だが、群の分解を考えると
a b c d, c d a b
b a d c, d c b a
と見ることができる”ってところでメリットがでる
1.つまり現代のコーシー記法だと下記
(a b c d), (a b c d)
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (a b c d)
(b a d c), (d c b a)
2.しかし、こうも見ることができる
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (c d a b)
(b a d c), (d c b a)
つまり、ガロアの記法は「1行目の順列の並びが省略されたコーシー記法」だと
そして、上記2.の見方は、ガロアの記法の真骨頂
2.左の列の2番目は、(ab)と(cd)が入れ替わっている。これを番号に書き直すと(12)と(34)が入れ替わっている。右の列も同じく(12)と(34)が入れ替わっている。
そういう目で、もう一度>>15のガロア記法を眺めて欲しい。ガロアが見ていたものが見えるだろう