12/04/26 22:55:49.07
>>443
補足の補足の補足
(239より)>>437
なんで対称性の破壊者と呼んだかわかるかな?
ガロアは論文の始めに対称群で不変となる式でなく
恒等置換以外の全ての置換で不変とならないもの
を定義してそれを議論の中心においた。
このことを指している。
コンヌだからこそ言える台詞。
そこらの二流の数学者じゃ群といったら対称性と
脊髄反射的に月並みな台詞を吐くのが関の山。
(引用おわり)
こんなのは、噴飯ものの解釈
1.足立 ガロア理論講義 URLリンク(www.nippyo.co.jp) >>69の 6.5「歴史覚書」P168-9に書いているように
「整理された現代理論がもとの理論のすべてを包括しているのではない上、感激性が薄まっており、生命の息吹というものが失われているのではないか」
2.倉田>>4 序論 「たとえばブルバキ『数学原論/代数4』はヴェイユの『代数幾何学の基礎』の序説としての「体の理論」であり、ガロア理論がもともと方程式論であった痕跡さえ抹殺されている」と
(だから、>>2や>>3や>>4や矢ケ部>>169がある)
3.現代のアルチン>>95を底本とするガロア理論では、ガロア分解式を経由しない
4.それはコンヌも承知の上で、ガロアのオリジナルをコンヌ流にやや一般向けに噛み砕いて解説しただけであって(どうもこの文はガロア誕生200年にあたっての文らしい)
5.二流の数学者うんぬんの批判(ガロア分解式に触れないことへの批判)は、お門違い(現代流はガロア分解式を使わないだけのこと)