現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3 - 暇つぶし2ch362:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
12/04/24 07:10:43.06
>>291
>訂正:対称性の破壊者じゃなく対称性の破れだな。
>しかしコンヌの言ってる意味はたいして違わない。
>ガロアが論文の最初にやったことは根の間の
>対称性を最大限に壊すことであった。

こんな風にコンヌの文章を誤訳誤解して、勝手な対象性のイメージを持って、わーわー言われちゃかなわんな
une fonction V>>290が、resolvanteを使わなくとも、それが>>15のガロア分解式(リゾルベント)と同じということは同意するんだろ

そして、ガロア分解式(リゾルベント)という呼称をコンヌが知らないわけがない
ならば、コンヌがresolvanteという言葉は不適当で今後は”brisure de Galois”と提唱したならともかく(コンヌが新しいコンセプトを提唱するならそうするだろう)、ガロア分解式(リゾルベント)という呼称は認めているんだろうよ

では、なぜresolvanteでなく、Brisureとしたのか?
文の表題を見ると”La Pensee d'Evariste Galois et le Formalisme moderne”だ>>236

広く、ガロア理論に詳しくない人にもEvariste Galoisを紹介しようという文だと思う
その視点からみると、resolvanteよりBrisureの方が一般読者に分かりやすいと思ったのではないか

日本語にすれば、”破れ”でも”分解”でもほぼ同じ意味だろうが(個人的には”分解”が分かりやすいと思うが)、”破壊”はちょっと違うように思う


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