12/04/23 03:53:42.49
>>332
>群の位数の大きい方が対称性が高いと考えるのが普通だろう。
それは考え方の相違
というか、「群の位数の大きい方が対称性が多いと考えるのが普通だろう」
図形の例をあげよう
左右対称の建物の正面図があるとする。これは線対称だ。位数2の群。人が直感的に把握できる対称性だ
次に、正多面体で群の位数と対称性の大きさを考える
”正多面体には全部で,正四面体,正六面体,正八面体,正十二面体,正二十面体の五種類しかないことが知られています.”正多面体群1(Joh著)
”正四面体群,正六面体群,正八面体群,正十二面体群,正二十面体群の位数は,それぞれ12,24,24,60,60 だということでした.”正多面体群2(Joh著)
正多面体群1(Joh著)に正多面体の図があるから見てくれ
どの図が対称性が高い低いと言えるのだろうか? 対称性を保つ変換の数が多い少ないとはいえても。さらに、正多面体では位数60までしか表すことはできない。S5の対称性は正十二面体は高いのか?
URLリンク(hooktail.sub.jp)
正多面体群1(Joh著)
URLリンク(hooktail.sub.jp)
正多面体群2(Joh著)
URLリンク(hooktail.org)
群論入門 †
>(x - 1)(x - 2)(x - 3)(x - 4)(x - 5) = 0
>のガロア群は自明群なので対称性は無い。
ガロア群は、{ e } 単位元のみからなる、自明群だ
だから、「対称性は無い」は正しい。だが、{ e }も群だ。だから>>311でゼロの発明に例えた。ゼロを数と扱うかどうかで立場は異なるよと