12/03/21 21:28:24.30
>>156
えーと、前スレより長々と引用したが
言いたいことは
”つまり、根の任意の二つがわかれば・・・は
V=Aa+Bb+Cc+・・・ ガロアリゾルベントが、実は
V=Aa+Bb と二つの根で十分だと
とすると、置換(a,b,c,・・・)でV=Aa+Bbの取る値の数は、n(n-1)となり、この場合のガロア群の位数が直ちにでるのだった”と
そして、ガロアリゾルベントを使う論法で、係数A,B,C・・・は、最初の体(簡単のために有理体Qとする)としてよく、方程式論の拡大体(分解体)のように1の原始根(x^n=1 の虚根)は考える必要はない
とすれば、>>132のアルティンの例ではガロアリゾルベントを使う論法の方が、1の原始根を考慮する必要がないだけ、議論は簡単になるだろうということ
(>>132で指摘したように、アルティンは分解体を導く前、定理41の証明の2.で「εを1の原始n乗根として」として証明を進めている)