現代数学の系譜11 ガロア理論を読むat MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む - 暇つぶし2ch385:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
12/02/27 22:32:44.62
>>143-144
>さて、今日の本題は、「数学史 (数と方程式)」小杉肇
>このP118にLagrangeの方程式論が詳しく書かれている
>日本語の文献としては、Lagrangeの方程式論がもっとも詳しく書かれていると思う

最近気付いたが、下記Jean-Pierre Tignolも詳しい
というか、P156の定理10,7など、ガロア論文>>3のP39のラグランジュ分解式のn乗を扱っていることや補助方程式の次数が(n-2)!になることと、完全に一致している
一致という意味では小杉の方がお話風で読みやすいが
ともかく、こういうラグランジュが到達していた地点を見ると、ほとんどガロアに近い

というか、ガロアは完全にラグランジュを下敷きにしていると思う
その痕跡をかなり消しているが
ただし、方程式のガロア群とその分解を明確に意識して理論を展開したという点では、やはり天才ではあるのだが

URLリンク(www.kyoritsu-pub.co.jp)
代数方程式のガロアの理論
(ISBN4-320-01770-6)
Jean-Pierre Tignol 著
新妻 弘 訳
A5,360頁,3200円

第10章 ラグランジュ
10.1 方程式の理論の成熟
10.2 既知の方法に対するラグランジュの考察
10.3 群論とガロア理論の最初の成果


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