12/02/11 08:57:07.10
>>154
では、猫さんとあそびつつ、今日の本題
”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”P32
ガロアは、第II節で
定理 与えられた方程式に既約な補助方程式の1根rを添加するならば、(途中省略)
ガロア方程式が
f(V,r)xf(V,r')xf(V,r'')x・・・
とp個の因子に分解する場合がある
という
ガロア方程式については、>>33-34、>>43-45、>>47、>>53-55、>>58、>>104 で既に述べているので参考にしてほしい
ガロアは、現代風の集合論による体論はもっていなかったろう(類似の概念はあったろう)から、体論の代わりに上記ガロア方程式の因子分解を考えたのだろう
これが、ガロアが見ていた原風景だろうと思う