数学基礎論・数理論理学 その11at MATH
数学基礎論・数理論理学 その11 - 暇つぶし2ch588:スレタイスレ446
12/02/09 08:01:45.94
656 :446:2011/11/26(土) 10:57:45.95
いや、なんでもできるわけではない。
例えばベクトル空間の圏は、cartesian closed にならない。
cartesian closed categoryの上位にmonoidal categoryがある。
cartesian closed は任意オブジェクトA,Bに対して
AxB→A

B
さらにB^AxA→Bのユニーク性、また→1をもつもので、
B^AってのはAからBへの射だから、
a→b∧aならばbっていう三段論法が出てくるのすぐわかる、
これでハイティング代数がcartesian closed になることがわかる。
ハイティング代数⇔直観主義論理。選択公理入れれば古典論理完成。
さらにB^AxA→Bのユニーク性はλ計算の関数適応にも対応。
関数のカリー化からきた考えだから当たり前だけど。
トポスは集合論を解釈する具体的な真偽値を与えるために
subobject classier(これは大抵真と偽の2元集合)を導入したもの。
函手の表現可能性⇔ universal elementの存在なので、
トポスに出てくるΩってのはこれのこと。
例えば集合の圏Setの簡単な例。
2={0,1}、Fは函手、集合S'⊆Sのとき、
F(x)=1(x∊S')
F(x)=0(¬x∊S')
これがトポスだと以下のようになる...。
S'⇒S
↓ ↓F
1→2(subobject classier)



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