11/08/14 18:57:35.97
>>727
ガジェット通信の段階では、誤解が原因で答えが異なっているのではありません。左から計算するという
ルールを破ったため、一方の答えが異なったのです。現に、ガジェット通信の記事は、この「左からルール」
が守られず、間違いを犯す人が沢山いることを問題視した内容となっています。
しかし、ネット上で専ら問題視されているのは、6÷2(1+2)というものを、どのように「解釈」するかです。
「省略された掛け算は優先される」というルールがあるものとして、6÷{2*(1+2)}と言う意味だと、1を主張
する人がいるのです。しかし、そのようなルールはありません。教科書のどこにも書かれていません。
教科書や問題集で「12xy ÷ 3x」の類の問題を解き、4yという答えを得てきています。
この経験が、「÷」の対象は3x全体になるのは、3とxの間の掛け算が省略されていて、そのような物の優先順位は、
「÷」等より高いんだな、というような経験則を、頭の中で勝手に作ってしまっているのです。紙の上では書き手と読み手
の間で、解釈の齟齬が発生しなかったため、この様な表記が使われ続けてきてしまっているのです。
読み手は、あの式を見て、脳内で「(12xy)÷(3x)」と勝手に変換し、書き手も、あえて、「(12xy)÷(3x)」としなくても、
「12xy ÷ 3x」で意味が伝わっていることを疑わず、紙文化が構築されてきたのです。
しかし、ネットではそれが通用しません。紙文化では必要としなかったネット専用のルールが必要となり、それが優先されます。
紙の上での表記なら、あなたの言うとおり、6÷2(1+2)は、どちらと取るべきか、迷うでしょう。しかし、ネット上での表記なら、
ネットルールが適用され、結果前述のような解釈が行われるのです。
しかし、困ったことに、ネットルールが100%浸透していることを前提にするわけにもいきません。「ネットルールを知らず、
数式を書いてしまった」というケースを想定して、書かれた式を眺めなければならないケースもあるのです。
つまり、「分母全体を括弧で括るというネットルールを知らない/忘れてしまった」という可能性を考え、6÷{2*(1+2)}の
可能性を捨てる訳にもいきません。しかし原則は、6/2*(1+2)として解釈することになります。