11/07/24 15:39:41.96
乗算に関しては、一般結合律が成立する。なのに何故、「省略した乗算は優先的に計算する」のような、
非対称・非公正な共通認識が生まれてきたか?これを考えればよい。
紙に記載された数式は、空白の開け具合、文字の密着度、大きさ、位置などを通して、
「一つのかたまり」という見方が自然に生まれてきた。これが乗算を省略した積からなる項だ。
中学生くらいでも、「文字式の計算」を通してきちんと「一つのかたまり」を感覚として理解した。
が、中には、上手く理解していない生徒もいる。(それを指摘したのが>>138で紹介されている文献だろう。)
余白の量や、密着度などが根本的な根拠となっている「一つのかたまり」という観念。
これを、きちんと明文化して理解させようとした試みが、「省略した乗算は優先的に計算する」
というルールである。
つまり、このルールは、紙媒体上で試行錯誤を繰り返しできあがった表現体系に、後付で説明を加えたものにすぎない。
紙媒体が専らの表現場である場合は、これで問題がなかった。が、ネットが登場する時代になる。