12/10/15 23:11:17.13 JKZUxpUc0
公判の朝 地裁の前 報道のカメラ 大物のスターの気分 感じていた
開廷になり 法廷の被告の席に座り 誰をいたぶり いたぶるべきか考えていた
ざわめくキャスター あほらしい裁判 意味なく思えて とまどっていた
拘置所に戻ったら 俺の批判コメント 薄ら笑いを浮かべて ガッツポーズした
喚き声と泣き言を繰り返すテレビ ワイドショーの視聴率 競いあった
退屈な独房 依頼さえあれば 何でもネタにして 手記に綴った
行儀よくまじめなんて 出来やしなかった
*朝の校舎 クソガキを殺してまわった 逆らい続け あがき続けた 早く死刑になりたかった
信じられぬ遺族との争いの中で 誹りあい いったい誰ホクホクなのだろう
うんざりしながら それでも過ごした ひとつだけ 解っていたこと この不快からの 卒業
誰かの事件の話に 週刊誌を買い 自分がどれだけ凄いか 知りたかった
誇りだけが必要だと 頑なに信じて 謝ることは負けることと言いきかせた
検察にさえ 強がって見せた 時には誰かに野次られても
やがて誰も恋に落ちて 会いに訪れる 理想の人 結婚して 熱く告られた
生きる為に 反省して見せろと言うが
人を憎むヒール役を演じ続けた 大切なのは何 過去の恨みと
ウケる為に言うことの区別迷った
行儀よくまじめなんて クソくらえと思った
*Repeat
卒業して いったい何変わると言うのか 伝説のほかに 何が残るというのか
人は誰も罪深く がめつい守銭奴ならば 本郷あなたは がめつい大人の代弁者なのか
俺達の怒り どこへ向うべきなのか これからは 誰が俺の後に続くだろう
あと何度公判中 暴言吐けば 本当のあの世に たどり着けるだろう
遅すぎる処刑を 誰も咎めずに あがいた日々も 終る この不快からの卒業 イヤキチからの卒業