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「初期内部被ばく」推計へ 甲状腺がんと関連解明
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東京電力福島第1原発事故直後の内部被ばくをめぐり、福島医大と放射線医学総合研究所
(放医研、千葉市)が新たに、一部残された初期被ばくの実測値と県民健康管理調査の
行動記録を利用し、個人ごとの被ばく量を推計する研究に着手することが3日、同大への
取材で分かった。推計が実現すれば、検査で見つかる甲状腺がんと放射線影響との因果関係の
解明につながる可能性がある。
原発事故で放出されたヨウ素131は甲状腺被ばくの主因となるが、事故直後の実測値は
不足していて被ばく量は不明な点が多い。
研究では、放医研による内部被ばく検査(2011年6~7月)、国がいわき市などで行った
甲状腺被ばく検査(同年3月26~30日)などを受けた県民やその家族で、県民健康管理
調査・基本調査(問診票)にも回答した人から約1000人を選定。検査値と問診票の行動記録に
基づく推計を比較しながら、事故後初期の行動から内部被ばく量をはじき出すモデルを開発する。
(2014年3月4日 福島民友ニュース)