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ルネサスの５０００人削減
ピーク時には４８０００人もいました従業員が今や半分以下の２万人まで減っていますルネサスですが、さらに５０００人解雇すると報じられています。
事実上、トヨタやパナソニックの支配下に入っているルネサスですが、今や大手メーカーの部品部門として生きているような存在となっており、今のままでは存続は不可能として、さらに人員削減を決めたのでしょうが、問題は発注側の親会社が採算悪化となった時です。
固定費が高い日本の工場では単価を削減することはこれ以上無理となれば、できることは縮小しかありません。
そして規模の縮小で受注ができなくなれば後は消えるしか道はありません。
事実上日本政府から出資を受けていますが、これはルネサスを救うというよりはトヨタ等のために出資したようなもので、このトヨタが必要ないとなれば、ルネサスは存在意義がなくなります。
電気料金の上昇、人件費の上昇は部品メーカーにとり、最後のダメージを与えるもので、日本での工場は今や成立しないと言えます。
ルネサスが完全消滅し、トヨタやその他のメーカーの部品工場としてばらばらになる日も近いかも知れませんが その時には従業員は一万人も必要ないかも知れません。
nevada_report