13/11/03 00:23:41.15 GPMJPFET0
最後に、「福島のケースで男子が多い」ことは臨床的にも問題を孕んでいる。
なぜなら、甲状腺癌において予後が悪いのは典型的に男性だからである。
URLリンク(twitter.com)
まず、成人甲状腺癌を見てみよう。男性の死亡率は女性の3倍である(台湾の症例)。
男性は7年の追跡期間内に4人に1人が甲状腺癌で死亡している。
URLリンク(twitter.com)
また、癌の再発率についても、男性が40%、女性が20%であり、男性は2倍も再発リスクが高い。
成人の甲状腺癌において男性はハイリスク集団であることが分かる。
URLリンク(twitter.com)
実を言うと、福島県立医科大の鈴木真一教授も「男性はハイリスク集団である」ことを以下のように認めている。
なぜ彼は福島で男子比が高いことをスルーできるのだろうか?
URLリンク(twitter.com)
大人だけでなく、子どもの甲状腺癌においても男子はハイリスク集団である。隅病院21年の症例(21歳以下)でも、死亡率は女子が0%であるのに対して、
男子は16.6%である(12人の患者のうち2人が死亡している)。
URLリンク(twitter.com)
隅病院論文では、以下のように「男子がハイリスク集団である」と議論している(以下図は引用)。
URLリンク(twitter.com)
また、男子の再発率はきわめて高い。伊藤病院40年間の小児甲状腺癌症例(7-15才57人)では、男子7人のうち5人が癌の再発を経験している。男子の再発率は71.4%、
これに対して女子の再発率は20%である。
URLリンク(twitter.com)
子どもの甲状腺癌でも、男子の予後は女子よりも遥かに悪いことが理解される。福島で男子が多いことは臨床的に大きな問題である。
現在の健康管理検査の体制を根本的に見直す必要がある。
URLリンク(twitter.com)