13/08/31 01:43:01.46 I3m0GSYy0
>>346続き
先に示した仮説>>342からは真性甲状腺癌は致死性であり、その女/男比の統計的傾向はがん検診による罹患率よりも死亡率によって代表されるということになる。
30~34歳未満の真性甲状腺癌の罹患率女/男比も死亡率から推定したいわけであるが、
上に述べたように男女いずれかまたは両方に死亡率0のものがあるため計算不能である。
仮にこれまで経験したことがないような規模で(たとえば放射性ヨウ素汚染)30歳未満に罹患・死亡が発生するとした場合、
その女/男比はどの程度と予想すればいいのだろうか?
上に示した他の癌の傾向からの類推と、甲状腺癌の30~34歳での女/男比(2.3)から、2未満と考えられる。
さらに5~9歳での死亡率を0.8(地域がん検診による罹患率。死亡率としては過大な見積もりになる)とし、
30~34歳死亡率女/男比2からこの値まで年齢とともに直線的に減少するとすれば、10~15歳階級での死亡率女/男比を1~1.3と予想することにさほどの無理はないように思われる。