13/08/28 20:22:28.16 +BrNsk9i0
>>116続き
⑰まとめ
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○岡山大学学生(青少年)と、福島全年齢(乳幼児から青少年まで)の甲状腺ガン罹患率を単純比較することは、
甲状腺ガンの罹患率が年代とともに増加する傾向を踏まえると、比較対象として不適切。
○比較対象としては、岡山大学学生と、福島青少年が適切。
○岡山大学学生(H24年度)と、福島青少年(H23-24年度)とを比較すると、後者の方が罹患率大。
特に男性において顕著である。しかしながら、前者は標本の大きさが過小であり、
これにより福島青少年罹患率の多寡を評価することは、統計的に不適切。
○岡山大学学生(S63-H24年度)の25年分の検査結果は、全国(S63-H20年度)罹患率と比べて、
男女計、男性、女性、いずれも10~20倍以上となっており、何らかの検査により積極的に発見してきたことが
推測される。
○ただし、超音波エコーを用いたスクリーニング検査の開始年度については、西論文において記載・
引用されていないため不明。
○このため、仮算として、超音波エコーを用いたスクリーニング検査がH15-24年度の直近10年間で実施され、
25年分の全ての患者が、この直近10年間に発見されたと仮定すると、岡山大学学生(H15-24年度)の
罹患率は、全国(S63-H20年度)罹患率の、およそ30~50倍以上と見積もられる。
○福島青少年(H23-24年度)の罹患率は、このような仮算を行った岡山大学学生(H15-24年度)の
罹患率をも上回っている。特に男性において顕著である。また、後者の方が年齢層が高いことを考慮すれば、
有意差はより強まるものと考えられる。