13/11/24 23:20:24.94 U6wvY+i10
1994年にはクリントン政権と宮沢政権との間で始まった日米保険協議もある。
特筆すべき点は、アメリカ側からの強い要請でがん保険は日本の保険会社が取り扱うことは禁止するというものであった。
さらに年次改革要望書には、日本の民間保険市場を開放せよとの要望があり、日本政府もこれを受けて1996年には保険業法の改正を行った。
アメリカ流の市場原理というものを日本の民間市場に導入した。
その結果、2000年前後には中堅中小9社の経営が傾き、外資によって買収されるという事態に陥った。
最近、聞き慣れないカタカナの保険会社を耳にする機会が増えているのはアメリカの外圧によって日本の民間市場がこじ開けられた結果である。
TPP肯定厨はこういう歴史を知っているのだろうか?