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さて、防カビ剤
「TPPが入ってくると、防カビ剤が危ないんですね。
なにしろ輸入食品というものは、船便で、長距離を、長い日数かけて運んでくるわけだから。
防カビ剤をタップリまぶしてないと、確実にカビが生えちゃう。
防カビ剤って発ガン性物質なんですよ。それを食品にタップリまぶしてるんだから怖い。
実際ね、リアルタイムで輸入してるアメリカ産のグレープフルーツやレモンなんかですね、
アレもたっぷりまぶさってるんですよ。いや本当に。
さて、じゃあTPPが解禁されたら、安い野菜や果物が沢山入ってきますよね。
安い野菜なんて外国にいくらでもあるんですから、そういうのが沢山入ってくる。
あまりに安いもんだから、消費者もこぞって買い求める。外食も何もかも全部。
それ、全部、防カビ剤まみれなんですよ。ええ。
レモンなんか国産があるし、グレープフルーツなんか別にあんなもん喰わなくてもいいから、
今まではたいした問題では無かった。
でもTPPでほとんどの食品が、防カビ剤食品に置き換わっちゃう。
じゃあ国産野菜を食べればいいと思うかもしれないけど、日本の農家なんかほとんど全滅ですよ。
輸入野菜が安すぎて、競争にならないから。どんどん押されて、どんどん潰れちゃう。
残るのは色んな付加価値をつけたプレミア価格の野菜だけになるんじゃないかな。
いずれにしても国産野菜は庶民の手には届かない価格になっちゃう。
仕方ないから、輸入野菜を買うんだけど、それ防カビ剤まみれなんですよ。
今まではね、グレープフルーツやレモンという、ごく限られた食品でしか防カビ剤を摂取する機会は無かった。
それがTPPになって、我々は毎日防カビ剤まみれの食品を食わされることになる。
どうなると思いますか？
実はね、イマザリルとかOPPとかの防カビ剤って、ヨーロッパじゃ使用許可されてるんですよ。
ヨーロッパは健康問題にはうるさいですよ。
ああ、そのヨーロッパが許可してるんなら大丈夫じゃないか！と思うでしょ。
でも考えてみてください。ヨーロッパの食料自給率って１００％超えてるんですよ。
防カビ剤をまぶした輸入食品を摂取する機会なんか、ほとんど無いんですね。だから許可されてる。
少し長くなっちゃいましたけどね、TPPが入ってきたら、気をつけて食品を選ばないと、危ないですよ。」