13/07/07 02:19:17.72 NrWh3tiI0
福島では、平均年齢16才の癌患者の男女比は1対0.78です。
もし「元から甲状腺癌があって、スクリーニングで発見された」のなら、
思春期年齢であるために、エストロゲンの影響を受ける女性がたくさん発見される必要があります。
(通常、この年齢層の男女比は1対2.3~3で、性ホルモンと甲状腺癌の男女比には相関性が見て取れます)。
しかし、福島では、実際にはエストロゲンの影響を受けない男子の甲状腺癌が半数を占めています。
また、9才、11才、13才といった思春期前の子どももエストロゲンの影響を受けませんので、
この年齢層で「元から甲状腺癌があった」というのは、病理学的な常識に反します。
しかし、福島ではこの年齢層からも9名の甲状腺癌が発症しています。
つまり、福島では、エストロゲンによる発癌作用ではなく、別の外的な因子によって発癌が生じたと
考えるのが自然です。
甲状腺癌をもたらす第一のリスク・ファクターは放射線被曝です(これには広範な合意があります)。
合理的に考えれば、放射性ヨウ素以外に福島の小児甲状腺癌の原因はありえません。