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ちなみに、国連科学委員会は福島中通、浜通りの平均等価線量を約50msvと評価している。
IEAE、原子力安全委員会は安定ヨウ素剤配布基準を同じ50msvに設定しており、福島で甲状腺癌が発生することは、
彼らも暗黙のうちに認めている（WHOが安定ヨウ素剤の基準をもっと低く10msvに設定している点も注意）。
IEAEやUNSCEARは、チェルノブイリで「被曝量は低いので甲状腺癌はでない」と安全宣言を行い、
赤っ恥をかいた経験があるので、福島では被曝線量50msvという安全パイを打っている。
いずれにせよ、実際にはその何倍、何十倍の被曝をしていることだけは間違いない。
3月の避難民の人体除染では10万cpm＝等価線量換算で800msvを超える住民が続出している。