甲状腺癌・のう胞発生等の情報スレ 18at LIFELINE
甲状腺癌・のう胞発生等の情報スレ 18 - 暇つぶし2ch222:地震雷火事名無し(東京都)
13/06/15 13:49:57.18 stGb+pRw0
■23年度と24年度の平均腫瘍径の比較
URLリンク(www.pref.fukushima.jp) (②-11ページ)

(平成23年度)
平均腫瘍径 14.1mm (μ1)
標準偏差 7.6mm (σ1)
標本の大きさ 12 (n1)

(平成24年度)
平均腫瘍径 18.1mm (μ2)
標準偏差 9.2mm (σ2)
標本の大きさ 16 (n2)

各標本の標準偏差が既知なので、ウェルチのt検定を適用。

Z0=(μ2-μ1)/(((σ2^2)/n2)+((σ1^2)/n1))^(1/2)
 =1.258

①差はあるか?(両側検定)(帰無仮説 μ1=μ2、対立仮説 μ1≠μ2)
有意水準α=0.01 z=2.57 > Z0 99%の確からしさでは、差があるとは言えない
有意水準α=0.05 z=1.96 > Z0 95%の確からしさでは、差があるとは言えない
有意水準α=0.10 z=1.65 > Z0 90%の確からしさでは、差があるとは言えない
有意水準α=0.21 z=1.25 < Z0 79%の確からしさでは、差があると言える

②方向性が既定(※)の場合、大きくなっていると言えるか?(片側検定)(帰無仮説 μ1=μ2、対立仮説 μ1<μ2)
※原発事故による被曝を原因とすれば、発症のピークアウトまで年々大きくなる傾向にあると考えられる。
有意水準α=0.01 z=2.33 > Z0 99%の確からしさでは、大きくなっているとは言えない
有意水準α=0.05 z=1.65 > Z0 95%の確からしさでは、大きくなっているとは言えない
有意水準α=0.10 z=1.28 > Z0 90%の確からしさでは、大きくなっているとは言えない
有意水準α=0.11 z=1.22 < Z0 89%の確からしさでは、大きくなっていると言える

〇差があるかないかについては、79%の確からしさで差があると言える。
 また、腫瘍が大きくなる方向にあるとすれば、89%の確からしさで、大きくなっていると言える。
〇工場の品質管理や、薬の薬効の問題などでは、有意水準α=0.01や0.05が通常求められるが、
 そこまで行かないのは、標本の大きさが12や16と現段階では少なく、分母(ばらつきの項)が強くなるから。
 いまのところはこのくらいで仕方がない。
〇とはいえ、Z0が1を超えており、σ(1.0)~2σ(2.0)の間にあるので、
 『こんなの誤差だろ(<σ:約68%の確率で起こる事象、偏差値で言えば40~60の間)』とは言えない。

参考:標準誤差 μ±σ/√n
(平成23年度) 11.9~16.3mm
(平成24年度) 15.8~20.4mm
標準誤差で見てもやはり、片方の平均値が、もう片方の平均誤差の範囲に入っていない。


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