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「医師が見た被爆者の生と死~原爆被害、隠蔽と放置の12年間~」肥田 舜太郎 先生より
私たちが目を逸らせた重傷者は2―3日のうちに大半が死に、あとは、治療すれば助かると思えた負傷者で、
これからは医者の働きどころと、多いに張り切った矢先に、生き残った負傷者の中から、不思議な症状の急病が出はじめました。
熱が出とからと呼ばれて行って見ると、ポッポと汗を出している。四国の部隊から応援に来た軍医が
体温計を持っていたので、それを借りて測ってみると5分計で1分も経たないうちに39度にあがりました。
発熱なので口の中を見ると扁桃腺やその回りが真っ黒に壊疽をおこしている。
普通、風邪などでは扁桃腺は真っ赤に炎症を起こすのが、真っ黒に腐りはじめている。
身体の組織が生きながら腐って死んで行く病気です。傍にいたたまれないほど臭い匂いが特徴です。