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「この国は狂っている。大変なことが起こる」という飯館村の牧場主の叫びは、
太平洋戦争末期の日本人の悲痛な声とかぶる。
「政府や軍部の人間は、自分たちは、ただ掛け声ばかりしていて、国民をこんなにも沢山死なせて、
よくも平気で居られたものでございますね。一体、我々国民を、人間だと思っているのでございましょうか。
今度の戦争で、日本という国が情けも容赦もなく、恐ろしい国だということが始めて判りました」
(徳富蘇峰宛て書簡)『日本の歴史:太平洋戦争』中央公論社、410頁