13/04/09 23:00:56.84 uHORFQrW0
気仙沼湾と広田湾(陸前高田)とでは、恐らく【流れ込んだ海水の総量】が圧倒的に違っていたはず。
一つには湾入口の形状。
狭く閉じている気仙沼湾と比較し、南に突き出た唐桑半島からの反射波も加わり高さを増しやすい広田湾
もう一つは海底地形
気仙沼沖合はリアス地形としては珍しい割合に属す沖合まで「海台」が広がっている海底地形で、
広田湾はリアス地形で多い海谷が湾内に入り込んでいる海底地形
南三陸町・追浪湾などは同様の海谷進入作用に加え湾開口方向
女川は少し特殊で、小鹿半島からの反射をモロに受ける+沖合いに広がる海台の先に小島が在る辺りの海脚部が岬効果をもたらし、
複数の要因で集まった海水を一気に引き受けた場所になってしまったのだと思う。