13/03/20 20:10:45.09 cZQP422m0
少なくとも、現在の20mSv/年の基準を維持し帰還を進める事等は、違う様に思います。
URLリンク(1am.sakura.ne.jp)
>[P2.3]「危機管理の基本とは、危機になったときに安全基準を変えてはいけないということだ。安全基準を変えていいのは、安全性に関する重大な知見があったときだけである」(児玉龍彦教授の発言)。
為政者は、「安全についての新しい知見」がないにもかかわらず、そのときどきの自分たちの都合で安全基準を変更することは許されない。
そのようなことをすれば、人々を危険な状態に陥れる重大な違法行為と言わざるを得ない。
[P12]結局のところ、ICRPの緊急時・収束段階基準は、一般公衆に対し彼等の生命・身体を防護するのではなく、巨大事故に相応しい「がまん量」を彼らに押しつけることにほかならない。
URLリンク(www9.nhk.or.jp)
>小佐古敏荘:「緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき年間20mSvという線量基準を、事故後一カ月半以上経っても使用するのは全くの間違いであります。
特別な措置をとれば、数カ月間は最大年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきと考えます。
年間20mSvを乳児・幼児・小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。原子力災害の対策は、法と正義に則ってやっていただきたい。」
URLリンク(www.47news.jp)
>1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織である「社会的責任のための医師の会」は、米科学アカデミーの研究報告書を基に
「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。
「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人に増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として
「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。
■〈報告書〉福島第一原発事故後の健康調査を取材から血液検査に関する問題点について おしどりマコ
URLリンク(fukusima-sokai.blogspot.jp)
>第10回検討委員会にて、平成23年度分の健康診査の結果が発表され、白血球の分画などのヒストグラムも発表された。
これによれば、白血球・好中球・リンパ球のヒストグラムにおいて、ほぼ30%の子供達が基準値以下だと読み取れる。
URLリンク(1am.sakura.ne.jp)
URLリンク(1am.sakura.ne.jp)
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通常人体の中で最も放射線感受性が高いのがリンパ球である。
電離放射線障害防止規則でも、放射線作業従事者保護のために、被曝線量によるリンパ球の形態の異常について血液検査を実施している。
この考え方によれば、県民健康管理調査でもリンパ球数の減少について、被曝線量や地域的偏りを検証することが重要となるが、福島県はそれを考察の対象外としている。
この事は白血球分画の検査だけに限らず、甲状腺検査でも同様だ。
小児甲状腺癌の発生に「被曝による影響は無い」と福島県が結論付けるなら、線量区分や地域においても偏りが無いことを検証・発表すべきだ。
私は、県民健康管理調査で甲状腺癌と診断され手術をした小児を個人的に知っている。警戒区域から道一本挟んだ高線量地域で、ずっと生活していた御家族だ。
福島県は汚染地域と非汚染地域が混在しており、地域別の結果が重要だ。
これに対し検討委員会は、地域別で公表するのは「プライバシーに関わる」ので出来ないとしているが、基本調査からの被曝線量別で公表すれば問題は無いはずだ。
意図的なものを感じずにはおれません。
■TIMELINE 「福島の子どもが甲状腺がんに」 (おしどりマコさん発言より抜粋)
URLリンク(www.youtube.com)
>イギリスにはチェルノブイリ組織バンクという機関が出来ていて、チェルノブイリ事故による甲状腺癌として摘出された組織を保存している。
このバンクではチェルノブイリ事故後も調査を継続しており、癌の原因が被曝なのか遺伝等なのかマーカーで区別する研究も行われている。
県民健康管理調査の結果、発見・摘出された甲状腺癌の組織は、信頼のおける第三者機関に保存して、今後の研究によって何かが分かるようになった時のために備える事が必要だと思う。