13/03/17 17:22:41.77 extkP5t20
>>517
に続けて。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
これはこれで正しいのですが、さらにこれに加え、先の計算をする必要があります。
50枚中1枚が当たりの確率の宝くじを、クラス50人で買ったとします。
最初の8人が順番にくじを開けて、8人目が当たったとします。
そうすると、残りの42人の当たりの確率がゼロになるかと言えばそうではなく、
残りの人たちの当たりの確率は1/50のままです。
例えば、全員がくじを開ける前の、当たりが出る期待値は、1/50 × 50 = 1 ですが、
8人目が当てた時の期待値は、1 + 1/50 × 42 = 1+ 0.84 = 1.84となります。
逆に、45人目まで誰も当たらなかった場合は、1/50 × 5 = 0.1となります。
しかしながら、1/50というのは、途中経過で変わりません。自分のくじの当たり外れは、他人の当落と関係ありません。
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で、この集団の事前確率(有病割合)3.95%は、その後のさらなる検査で、実際に誰が何人確定しようが、
3.95%のままで変わらないので、76-3=73人に、もう一度同じ検査をやって、2×2表にしてみます。
病気あり=73×0.0395=2.88を使って2×2表を埋めていくと、
病気あり 病気なし 合計
診断陽性 2.60 7.01 9.61
診断陰性 0.29 63.10 63.39
合計 2.88 70.12 73.00
感度=90%
特異度=90%
偽陽性率=10%
偽陰性率=10%
陽性反応的中割合27.00%
陰性反応的中割合99.55%
事前確率(有病割合)=3.95%
となります。確定した3人の他に、2.88人、実際に陽性の可能性が考えられます。