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青森、山梨、長崎の子どもの56%にのう胞やシコリが見つかりました。
のう胞や結節というのは「甲状腺病変」(thyroid abnormalities, 一般にthyroid nodule)
の代表例です。 甲状腺の細胞が何かしらの影響で変異を起こし、
異常形成した病理現象です。 決して「正常形」ではありません。
また、子どもの6割に甲状腺病変があるという臨床データーも存在しません。
2006年のエコー検査所見は小児で3%程度と言われています。ハイリスク・グループ
の自己免疫性甲状腺炎の子供でも31%です。
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)
URLリンク(archpedi.jamanetwork.com)
「健康な子どもにあって当然」では決してないのです。
通常、超音波検査は10分から15分の時間をかけて行います。
福島では2、3分という短時間で済ませ、技師がエコー写真を撮影し、
医科大に送るというベルコトンベア方式を採用されています。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
しかし、青森、山梨、長崎ではこの手法はとっていません。
エコーの時間をかければかけるほど「甲状腺病変らしきもの」
を検知することがありえます。つまり、対照群検査では
嚢胞やシコリを執拗にまで探知し、およそありえない形態のものまで
拾い上げた(つまりでっち上げた)可能性があります。
またB判定が1%というのも通常ではありえない率です。
小児甲状腺病変の25%は悪性リスクがあります。
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)
URLリンク(www.turkjpath.org)
細胞診を行えば、44人のうち最大13人は陽性反応が出る
可能性があるのです。
そして、アメリカの甲状腺学会ガイドラインに従えば、
この1%の子ども(44人)全員に穿刺吸引細胞診を行い、
陽性・陰性反応を調べる義務が医者にはあります。
URLリンク(thyca.org)
しかし、対照群検査では「検査が目的で、確定診断は行わない」(環境省)とされ、
細胞診は行われません。これは、世界標準の医学的ルールに違反し、
公衆衛生の規約に違反します。ありえない判断です