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日米で異なる治療の考え方
この治療法に、日米で大きな違いがあります。
アメリカの場合、がんの大きさや広がり、怖いがんか怖くないがんかに関係なく、
乳頭がんは甲状腺を丸ごと切除(甲状腺全摘術)してしまいます。その上で、
放射性ヨードによる転移の診断と治療を行い、生涯甲状腺ホルモンを多めにして
飲みつづけるのが、標準的な治療法です。
一方、日本の場合は超音波検査でがんの広がり方を見極め、それに応じてでき
るだけ甲状腺を温存する手術を行います。実際には、乳頭がんが甲状腺の片側に
限っている場合は片側半分だけを切除する腺葉切除を行い、甲状腺の全摘手術は
がんが甲状腺全体に広がっていたり、頸の両側のリンパ節に転移している場合に
限って行います。