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NHK あの日わたしは
石巻市 谷川（やがわ）小学校
海抜１０ｍの崖上にある谷川小学校で、地震が襲った後校長以下先生たちは
体育館に毛布などを持ち込んで避難を始めようとしていた。しかしそこに来たのが
消防団の阿部さん。地震の後は必ず大きな津波が来るというのが常日頃、昔から
の教えだと考えていた阿部さんは、「子供たちを体育館に入れてはいけない」と助言する。
防潮堤にいた消防団の仲間から「もうだめだ」という合図を受けた阿部さんは
子供や先生たちを裏山の県道に避難させる。避難が終わった数分後に津波が襲い、校舎は
メチャメチャに破壊され体育館は引き波で跡形もなく消えた。
阿部さんは「次に来る津波はもっと高くなる」と考えさらに避難させた。避難していた県道は
すぐに次の津波が到達した。
この学校も、阿部さんの助言が無かったら大川小みたいに全滅していた可能性が高いな。
やっぱり、「地震→津波→すぐ避難」」と考えた人がいれば助かり、そうでなければ津波に
飲まれていたということになるわけだ・。