12/12/17 13:13:21.80 V64JRNmL0
>>671
小出先生のエピソード
東北大学在学中、当時女川町に建設予定だった女川原子力発電所に対し地元住民が反対する現状を知る。
このとき、彼らが主張する「（原発が）安全ならば、なぜ仙台市に建設しないのか」という問いに対する答えを見出さなければならないと考え、
答えを導き出す。その答えとは、「（原子力とは）都会では引き受けられないリスクを持っている。
したがって、電力消費地に近い都会では建設が困難なため、こうしたリスクを過疎の街に押し付けようとしている」というものであった。
この答えに到達して以降、自らの原子力に対する考えと人生についての選択肢を180度転換させる。「この事実はとても認めることはできない、
止めさせよう、これからは原子力を止めさせる方向へ自らの力を注いでいこうと決心した」。
小出先生も最初は推進派。
そこから人生180度転換させて、これまでの苦労をちょっとだけでも想像すると申し訳無くて涙出そうだよ。
自分は無知で何も知らず原発は安全でクリーンなエネルギーだと思っててさ。
ここにいる人も多くはそれまで無関心だったと思う。
フクイチ事故でようやく気づくことができた。大切なのは細くでも長く続けることだと思う。
人って弱いからすぐ諦めたり投げ出したりしたくなるけど、ちょいちょいここに来て初心に返るようにしようよ。