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チェルノブイリ原発事故被災児の検診成績チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクト1991~1996より
URLリンク(nippon.zaidan.info)
日本や欧米のデータでは小児甲状腺がんは極めてまれで、100万人に対して年間1~2名といわれているが、
その大半は思春期以降で、10歳未満の甲状腺がんをみることはまずない。
しかし、本プロジェクトを開始した1991年5月には、既に6歳、すなわち事故当時の年齢が1歳以下の小児に
頸部リンパ節が腫張した甲状腺がんが発見された。その後、いかに早く小さな結節をみつけても、
がんは周囲のリンパ節に既に転移していることが多く、早期に適切な診断が必要であると同時に、
外科治療や術後のアイソトープ治療の必要性が痛感された。
チェルノブイリ原発事故から
甲状腺癌の発症を学ぶ 児玉龍彦
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それでは,病気が実際に起こっている段階で,
医療従事者はどのように健康被害を発見したらい
いのか.ここで,普通で起こりない「肺転移を伴っ
た甲状腺癌が小児に次から次とみられた」という
極端な,いわば終末形の変化を実感することが極
めて重要になってくる.軽微な変化を多数みるの
でなく,極端な現象に注意する,ということが警
報としてもっとも大事であろう.
被爆者の健康被害研究に携わってきた長滝医師
は,「国際機関で“因果関係があると結論するには
データが不十分である”という表現は,科学的に
は放射線に起因するとは認められないということ
である.ただし科学的に認められないということ
は,あくまで認められないということで,起因し
ないと結論しているわけではない」と指摘する.
鈴木教授は、このような「チェルノブイリ型」の甲状腺癌の多発が日本で起こることは無い
と考えている