12/11/05 20:39:52.07 NpM1uFDX0
松村昭雄:
スタンフォード大学の有名な西(鋭夫)教授が、
「松村さん、私は、もう諦める。
自分が危険だと思っていない人に、あなたは危険ですよ、と言ったところで、耳を傾けませんよ」と。
日本の民族は、ドカンッと起きたときに初めて感じる。残念だけれども、その方向に行きつつある。
だから、私は福島の子供を守るという、この言葉の中で、ひとつお願いがあるのです。
日本で私が感じることは、これは福島の問題だと思っている、ということです。
そうじゃなく、これは関東だけの問題でもなく、日本の子供の問題だという考え方を持たなければ、被害者か、加害者かで見ている感じがしますね。
これは、みなさんの子供の問題です。
ですから、子供を救うという運動は、福島の子供を救うというと、どうしても他人事になってしまうんです。
「日本の子供たちを救う」という気持ちが盛り上がらなければ政治家は動きません。
ですから、私は来週、最後に安倍総裁に会って、ニューヨークに帰りますが、もう一度、みなさんに言いますが、これが起きた場合には、何百年は無理です。
復興は無理です。
電気の供給がどうのこうのは、全然、意味がないです。
工場は、日本では無理です。
日本の子孫が、これから百年、二百年、高い放射能と知りつつ食べながら生きていき、世界から批難されて、賠償請求を受けて、我々の犯した間違いを背負って生きていかなければならないのが日本の子孫です。
しかも、我々が造ったものが10万年ですよ。10万年も放射性廃棄物を保管しなければならない責任を我々の子孫に預けて、「さよなら」と言っているようなものです。
今、日本の中で10万年間も保管できる場所はないです。
それどころか、世界中にもまだないんです。
アメリカにも、ないんです。
だけど、もう造ってしまったんです。