12/11/13 15:20:20.81 2IWMK9kh0
「仮の町」議論本格化 双葉町復興まちづくり委
福島県双葉町復興まちづくり委員会は12日、埼玉県加須市の旧騎西高で
開かれ、町民帰還までの生活拠点となる町外コミュニティー「仮の町」
について本格的な議論に入った。
災害公営住宅を一カ所にまとめて設置する「集中型」か、複数箇所に分ける
「分散型」かで委員の意見が分かれた。
集中型を希望する委員は「分散型では子どもが集まらず、学校も再開でき
ない」「小売業など商売が成り立つためには集中型が妥当」などと指摘した。
分散型を望む委員からは「受け入れ自治体の立場などを考慮すれば現実的に
分散型」「若い世代は職場から近い所が生活拠点となる。集中型で仮の町を
つくっても町民が集まるだろうか」などの意見が出された。
■住民意向調査来月から開始
双葉町は、中学生以上の全町民を対象に仮の町の在り方や町への帰還条件、
学校の再開などに関して聞く住民意向調査を12月から行う。
12日に埼玉県加須市で開かれた町復興まちづくり委員会で明らかにした。
調査は町と県、復興庁の共催で行う。対象は約6300人で、調査項目は
現在の避難先、仕事の有無、仮の町に必要な条件、事業再開のための支援など。
12月21日ごろ調査票を発送し、来年1月11日までに回収する。
来年2月上旬に開催予定の町復興まちづくり委員会で結果報告し、
年度内にまとめる予定の復興まちづくり計画に反映させる。
By 福島民報