12/10/01 05:30:39.69 RzOSc4ow0
のう胞とは、組織の小さな破壊の後、水がたまっているものですね。
それ自体が悪さをするわけではありません。
中高年になって、老いた甲状腺組織が自己破壊したときもできますが、
微細な悪性腫瘍が、普通の細胞を壊したときにもできますし、
内部被曝の放射線で普通の細胞が破壊されたときもできます。
だから、今の段階で、のう胞が、ガン細胞の悪さによってできたものとは
あまり考えられないと思います。
ただ、若年者の甲状腺にこういうものがあるのは
いわば中学生のオッパイにしこりが次々に見つかった、みたいなこと。
通常0.5%程度のまれなことらしく、
それが多数に見られたということは、明らかに放射線の影響であり、
残念ながら取り込んでしまった放射性ヨウ素の「内部被曝の痕跡」と考えられます。
内部被曝が起きてしまった、ということです。
内部被曝が、将来のガン化の引き金になることは、世界の常識です。
チェルノブイリ事故では4年後から発病が増え始めましたが
10年過ぎても20年過ぎても減る傾向にはありません。
「10年過ぎたから大丈夫」ということは
このことに関しては言えないのです。
つまり
「とても高いガン化のリスクを生涯かかえこんでしまった」
ということ。
のう胞はその明確な証です。