12/06/08 20:08:02.24 SunPGz600
チェルノブイリで事故後5年にわたって医療行為を行った、
菅谷市長2012年3月12日のインタビュー
中でも私が心配しているのはストロンチウムについての情報だが、
仮に政府がその情報を持っていて、敢えて表に出さないのであれば、それは隠蔽だ。
また、甲状腺がんを引き起こす原因となる放射性ヨウ素の汚染マップも出されていない。
今、手に入るセシウム汚染状況を見るだけでも、
放射性ヨウ素に汚染されている人が予想以上に存在するのではないかと心配している。
そもそも日本では、放射能汚染基準として世界中が採用しているチェルノブイリ基準を採用していない。
政府が対策委員会を開いても、
結局、メンバーの中に放射能災害の現場が分かっている人がいなければ話は前に進まない。
実際に参考人として招致される学者の先生方は、ほとんどが本当の事故現場を知っている訳ではなく、机上の空論だ。
そして、目下、出てくる情報は予想を遥かに超えて汚染が酷い。
今回の事故で放出された放射性物質はチェノブイル事故の時の10分の1~2程度と言われていたが、
この図を見ると、むしろ福島の方が汚染度合いは高い。
住民の帰還を復興の重要課題に掲げ、
除染を早く終えて、軽度の汚染地域には住民を戻すように指示している。
しかし、それは汚染の深刻さが全く分かっていない行動だ。
ベラルーシでは原発から90km地点の軽度汚染地域と指定されているモーズリ(私も住んでいた地域)でも、
子どもたちの免疫機能が落ち、風邪が治りにくくなったり、非常に疲れやすくなったり、貧血になるといった、
いわゆるチェルノブイリエイズの症状が出ている。
併せて、早産、未熟児等の周産期異常も増加している。
そこで福島でモーズリに相当する汚染地域をこの図で比較してみると、
福島市や郡山市も含まれていることがわかる。
すこし大袈裟と言われるかもしれないが、この辺りに住み続けた子どもが、
将来チェルノブイリエイズと同じような症状を発症する可能性も否定できないということだ。
国は、除染に過度に期待しすぎていると思う。安全レベルまですべてを除染するためには、
恐らく数十~数百兆円がかかるのではないか。
業従事者の方には大変お気の毒だが、
一時期、福島の土地を離れ、その農業技術を別の場所で活かすということをお考えになっても良いのではないか。
松本市にもお貸し出来る農地はある。
原発を推進していたトップの方や関係者などが謝罪して辞職するようなことも無く、
まるでこの事故を他人事のように話をしている姿をテレビなどで見ると、
原発に対する国の考えや体質は何も変わっていないように感じてしまう。
URLリンク(www.fng-net.co.jp)
フクシマンエイズくる~