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秋田魁新報
岩手・野田村でがれき仮置き場視察 受け入れ検討の湯沢、羽後、東成瀬の住民ら
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東日本大震災被災地のがれき受け入れを検討している湯沢市、羽後町、東成瀬村は1日、岩手県野田村のがれき仮置き場を視察した。3市町村の住民約70人が参加し、被災地の現状を確認した。
この日は同村の米田、十府ケ浦、新山グラウンド3カ所の仮置き場を視察。米田仮置き場では、広域処理の必要性や安全性などについて岩手県の担当者から説明を受け、残る2カ所では重機による分別作業の様子を見学した。
湯沢市が仮置き場3カ所で地上1メートル地点の空間放射線量を測定した結果、毎時0・057~0・083マイクロシーベルトで、本県通常レベルの範囲内だった。
がれきの山や作業の様子を見た参加者からは「これは大変だ」とため息交じりの声が聞かれた。羽後町西馬音内の樋口マサさん(74)は「あらためて広域処理の必要性を感じた。安全性をしっかり確認した上で、迅速に受け入れを進めてほしい」と話した。
山田仁・湯沢市市民生活部長は「市民に現場の状況を見てもらえてよかった。今後、試験焼却の日程を詰めるなど、できるだけ早く復興の役に立てるよう準備を進めていきたい」と述べた。
(2012/06/02 14:16 更新)