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河北新報
児童・園児の内部被ばく線量「健康に影響なし」栗原市
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原市は1日、福島第1原発事故の影響による空間放射線量が高かった栗駒の鳥矢崎小と鳥矢崎幼稚園の児童・園児(事故当時)を対象に、ことし5月に実施した全身測定器「ホールボディーカウンター」による内部被ばく線量の測定結果を公表した。
対象となったのは、測定を希望した75人で内訳は5歳児4人、小学生53人、中学1年生18人。
仙台市内の医療機関でセシウム137の線量を測定、データをコンピューターにかけて、50年間に被ばくする線量に換算した。
結果、実効線量の最大は22.0マイクロシーベルト、最小は0.0マイクロシーベルト、平均は4.58マイクロシーベルトだった。
国際放射線防護委員会(ICRP)が定める「健康に影響が及ぶ放射線の生涯被ばく累計線量」の10万マイクロシーベルトを大きく下回った。
市によると、保護者には医療機関から「健康に影響する内部被ばくはなかった」と説明があったという。
佐藤勇市長は「想像していたより低い数値だったのでほっとしている。今後他地域から測定の要望が出るようなことがあれば、対応していきたい」と話した。
鳥矢崎小、鳥矢崎幼稚園では、空間放射線量が毎時0.36マイクロシーベルト、同0.23マイクロシーベルトと市内の教育施設の中でも高い方だったため、先導的に検査が行われた。
2012年06月02日土曜日